「パイレーツ・オブ・カリビアン」のディズニーが贈る、
ディズニーランドの人気アトラクションから
誕生した実写映画最新作『ジャングル・クルーズ』が
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この夏を最高に盛り上げる、スリルと興奮に満ちた、
史上空前のスペクタクル・アドベンチャー!
植物博士リリー・ホートン(エミリー・ブラント)の弟、
マクレガー・ホートンの
日本版声優を務めたジャングルポケットの斉藤慎二さんが
Nomdeplumeのインタビューに応じてくれたよ!
映画『ジャングル・クルーズ』の出演オファーが来た際の感想を教えてください。
オーディションで出演が決まったのですが、実際にこの役が決まった時は、もちろん信じられなかったです。吹替ではないですが、アニメの声とかは今までやらせていただいたことがあり、声の仕事をもっとやりたいとずっと思っていたので、今回、吹替のお仕事をいただけたのは嬉しかったです。
またこれをきっかけに、どんどんどんどん、声のお仕事の部分でも頑張っていきたいなと、この作品を通して感じました。さらに欲というものがでましたね。
今回出演の決めた手はなんだったのでしょうか?
俳優のお仕事もそうなんですが、声優のお仕事だったりを、積極的にやっていきたいかどうか、マネージャーと話し合いをしていたタイミングで今回お話を頂いたんです。その時はもう、「もちろんやりたい!」という気持ちでしたし、もし自分にオファーがなくても積極的に自分からオーディションに参加したいくらいの気持ちでした。
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ご自身が日本版声優を担当した、マクレガーはどんなキャラクターですか?
マクレガーは、強がったり、弱いところを見せないようとする部分もある反面、おちゃらけて見せたりと可愛げのある部分もあって、どこか愛されるキャラクターだと思います。あとはお姉さんに対しての愛情が強いキャラクターですね。声に出して演じる時には、そのマクレガーの本質をしっかり表現できればいいなという想いでやりました。結構、分かりやすい性格ではあると思うので、そこがマクレガーの良さなのかなとも思います。
マクレガーとご自身の似てるなと思う部分は?また、マクレガーのこういうところが羨ましいな、憧れるなと思う部分はどこですか?
マクレガーは、弱い部分をみせない為に去勢をはります。。「自分は大丈夫だよ。」と言っているけれど、実はその言葉とは逆に弱かったりする部分があったり…。そんな中でも姉弟に対する愛情は強いんですよね。そういう部分では、僕も家族に対する気持ちがマクレガーと一緒なので、そこが似ているのかなと思いますね。
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声での出演でしたが、演じる上で工夫した点や気をつけた点はありますか?
最初に声を録ったときは、自分の中ではうまく表現できていたつもりだったんですが、実際に聞かせてもらったらちょっと気持ち悪かったんですよね。「感情がちゃんと言葉に乗っていないな、声になっていないな」と感じて、「これをどうやって修正していけばいいかな?」と、かなり難しく感じました。
逆に大げさにやりすぎちゃうと嘘になっちゃうし、でも多少大げさに出さなかったりすると全然伝わってこないし、そこの表現の仕方は苦労しましたね。
ーそこを乗り越えるためにしたことは?
録り始めて何時間か経ったときに、慣れてきたのか、「マクレーガーの声になってきている」って言ってもらえたんですよ。集中力は初めから自分の中であったつもりなんですが、前半は探り探りの状態でやっていたので、やっぱり慣れてきたときに本当の感情を声に出すことが楽になっていたのはありますね。そのあと何度も録り直しはしたんですけど、2日目の収録の時は、最初からのその感情をすぐ出せるように心がけてやりました。
完成した、映画『ジャングル・クルーズ』の日本版を観ての感想を教えてください。
びっくりしましたね。「あれ、自分こんな声だったんだな!」って。実際に日本版観る前は、どんな風に仕上がったのか怖さがあったんですけど、リリーとフランクとの掛け合いの時にも、1人で録るからこそ、受け答えやテンションがちゃんと噛み合っていないと成立しなかったと思うのですが、日本版を観た時に、しっかり噛み合っているように感じられました。自分で評価するというのは難しい部分ではあると思うんですけど、観ていて自然とその映画を楽しめたっていうことは、上手くできていたのかなって自分では思っています。
劇中で印象に残っているシーンはどこですか?
自分の中で最後の演説のシーンは、お気に入りですかね。最後の締めといいますか、気持ちよくみんなの前で自分の言いたいことをはっきり言って帰っていくシーンです。リリーやフランクと話しているときとは違って、何百人もの人の前に立って、全員に自分の言葉を発さなきゃいけない、というところで、全員に言葉が響くためにはどうやって説得力のあるセリフを言うべきかを考えながら、試行錯誤しました。最後にはセリフを喋っている時に自分の前に人が大勢いる画が見えたんです。なのでそのシーンは特に自分の中でも気持ち良くできました。最後のシーンは特に注目して観てもらいたいですね。
斉藤さんが考える、『ジャングル・クルーズ』の魅力とは?
アトラクションの<ジャングルクルーズ>ってみなさん1度は乗ったことがあると思うんですよね。ディズニーランドの名物ですから。だからその名物アトラクション<ジャングルクルーズ>から映画が誕生するっていうのは、みんなやっぱり楽しみにしていた部分はあると思います。それだけみなさんに愛されているアトラクションですし、形になってこうして皆さんの前で作品を披露できることは凄いことだと思います。本当に作中に自分が参加しているような感覚になれることがこの映画の最大の魅力だと思います。それこそ、映像も美しいですし、戦うシーンだったり、本当にどのシーンも見逃せない映画です。「このシーンがおすすめですよ!」って選ぶのに悩んでしまうほど、どのセリフも、どのシーンも本当に注目してもらいたいところがたくさんあります。そこがまた、この作品のいいところなのかなと思います。
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アトラクション<ジャングルクルーズ>の魅力
ディズニーランドに行ったら必ず1回は乗ってしまうようなアトラクションですよね。実際にアトラクションに乗ってジャングルの中を進んでいくと、大人でも子供のようにはしゃぎながら、そこの空間を楽しむことができるんですよね。子供と大人が両方楽しめるアトラクションだと思います。その点でも本当に<ジャングルクルーズ>はすごいなと思いますし、自分が冒険に行ったかのような感覚を味わうことができるのもいいですよね。アトラクション内では、何回も見ている動物のはずなのに、やっぱり何度も驚いて、純粋に楽しめて、子供の頃の気持ちに返ったような感覚になれるのでそこが魅力だと思います。
アトラクションを思わせたシーンは?
滝のシーンですね。実際の<ジャングルクルーズ>でも進んでいくと滝の中を通る所があるんですが、実際に自分が乗った時の思い出と重なりました。映画の滝のシーンは、アトラクションよりも凄い迫力で観れたと思います。
『ジャングル・クルーズ』を、Nomdeplume読者の方に一言でオススメするとしたら?
「ストレス発散になると思います!」
今のこのコロナ渦で、みなさんいろいろため込んだり、やりたいこともできない環境だと思います。でも、この映画を観る2時間だけは、自分が今悩んでいることや、抱えている悩みっていうものが忘れることが出来て、これからの人生もう少しでも楽しんでいこう、いろんなことに挑戦していこうっていう気持ちになれるような作品になっていると思いますね。
10代の方は特に進路のこととか、悩むことはたくさんあると思います。いまは夏休みに入って、休みの時間はどうやって過ごそうかとか、いろいろ自分の中で考えたりする部分もあると思いますが、そんな時は気分転換にこの映画を観て欲しいですね。またいろんなことにチャレンジしてみようって思えるキッカケになる作品だと思うので、是非観に行ってもらいたいです。
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Nomdeplume読者、10代が多いということで、斉藤さんの10代はどのような子でしたか?また、10代のうちにやっておいたいい事など、ぜひ10代の子へアドバイスやメッセージをください。
ージャングルポケット・斉藤の10代ー
高校を卒業した後に、短大の演劇学校に行ったんですよ。高校まではずっと野球一筋で、そこから一気に環境が変わって、演劇を学んでいました。中学ぐらいから演劇の仕事がやりたいなっていう気持ちはあったんですけど、その当時は部活に集中していて、もう恋愛やバイトとか他の事は何もできないみたいな感じになっていて。
今思うと、演劇の学校に行ったらずっとお芝居の勉強で、ワイワイ楽しく遊んでいたなという感覚があまりないんですよね。でも今思うと、お芝居を始めるのはもっと遅くても良かったのかなとも思いますし、だったらもっと10代のときにいろいろと経験して、楽しんでも良かったのかなって、ちょっと後悔している部分もありますね。
だから今、10代でいろいろと何かに挑戦しようとしている人は、1つのことじゃなくて、いろんなことに思いっきりチャレンジしてもらえたら嬉しいかなと思います。10代は結構人生の中で大きいと思いますよ!
当時の印象的なエピソード
高校2年生の時に、3年生を送る会で嵐さんの「A・RA・SHI」踊ったんですよ。「A・RA・SHI」を踊ったらもう!歓声というよりも、とんでもない大爆笑が起きまして(笑)3000人ぐらいのみんなが僕を見ているんですよね。正直、何でかはよくわからないんですけど、当時の僕は坊主で、ダンスのキレがたまたま良かったので注目浴びちゃって(笑)その日以来、「躍っていたヤツあいつだよ!」みたいな感じで、いろんな子が僕のクラスを覗き見するようになって、そこから人前に出る喜びっていうのを覚えちゃったんですよね。
その当時「A・RA・SHI」を踊った時はとても緊張したんですが、自分の中ではすごく良い思い出として残っていますね。
ーそれはある意味チャレンジでしたね。
そうですね。最初は、絶対立ちたくないと思っていたんですよ。芝居で舞台に立ちたいと思っていたのに、実際立つってなった時はちょっと怖くて仕方なかったんです。でも、実際にやってみたときの充実感はすごかったです。いまも人の前でする仕事をしている事を考えると、あの時が大きなキッカケになったのではないかと思います。
全く想像できなかったですね。ましてや自分が元々興味があった仕事は芸人ではなかったですし。
興味ないことの方が、意外に続いたりとかすることもあって、それが天職になる可能性も高いので、10代の子にアドバイスするならば、未来で想像できないことが意外に待っていたりするんでね!1つ1つの経験というものを大切にしてもらいたいなと思いますね。僕も「A・RA・SH」を踊ったのが1つの大きな経験だったので!
最後に、映画『ジャングル・クルーズ』をこれから観る方々へ一言
観たら絶対損はしない映画だと思います。またこれから頑張っていこうと明るい気持ちになれて、前向きになれる映画だと思うので、是非映画館に足を運んで頂ければなと思います。
【作品情報】
© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
【作品情報】
◆タイトル
『ジャングル・クルーズ』
◆公開日
映画館 & ディズニープラス プレミア アクセスにて公開中
※プレミア アクセスは追加支払いが必要です。
◆概要・ストーリー
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のディズニーが贈る、
ディズニーランドの人気アトラクションから誕生した実写最新作。
ストーリー
アマゾンに伝わる不老不死の伝説──<奇跡の花>を手にした者は、永遠の命を手にすると伝えられていた。抜群の行動力と探究心を兼ね備えた博士のリリーは、この秘宝を求めて危険に満ちたアマゾンの旅へ出発する。彼女が相棒に選んだのは、ジャングルに生息する珍しい動物や、スリルあふれる先住民の村、“滝の裏側”などの名所の数々を、ジョーク(ときにヤラセも…)を交えながら観光客相手にガイドする、クルーズ・ツアーの船長フランク。彼にもまた<奇跡の花>を探す“ある理由”があった…。目的地は、「伝説に近づく者は全て呪われる」と言われる、アマゾンの上流奥深く。はたして、そこで彼らを待ち受ける、謎に包まれた《恐るべき真実》とは…?
ミステリアスなジャングルを舞台に、不老不死の力を秘めた<奇跡の花>をめぐる、壮大なスケールの争奪戦が始まる。