現代ショートショートの旗手・田丸雅智の
完全オリジナル原案で描く
「短くて・不思議で印象的な結末 のある」9つの物語、
WOWOWオリジナルドラマ
「ショートショート劇場『こころのフフフ』」。
主人公・奥野こころ役の田牧そらちゃん、
こころの親友となる・鳥居あすか役の山﨑天(櫻坂46)ちゃんに
インタビューをしてきたよ🧡
田牧そらちゃんはドラマ初主演、
山﨑天ちゃんは初のドラマ出演という事で、
お互い共演しての印象や、ドラマの撮影の裏側など
また、最近お2人が「フフフ」とした事とは!?
たくさんお話をしてくれました✨
田牧さんは初主演、山﨑さんは初ドラマということで、出演が決まった時のお気持ちを教えてください。
田牧そら:私は今までいろんな作品に出させてもらってきた中で、主演の方々が色んな所に意識を向けていたり、俳優部の先頭に立って引っ張っている姿を見てきたので、自分がその立場になることにもちろん「嬉しい」という気持ちもありながら、「不安だな」という気持ちも大きかったです。でも今回の作品は、現場がすごくアットホームで、みんなとても優しくしてくださったので、不安な気持ちが全部無くなってしまうくらい楽しく演じることができたと思います。
山﨑天:演技自体ほとんど経験がなかったので、最初は不安しかなかったです。オーディションに受かった時は嬉しかったのですが、「どうしよう!受かっちゃった!」っていう気持ちの方が大きくて、現場に行くまではすごく不安でした。でも、現場の様子や周りの方達を見て毎日がいい刺激になりました。新しい挑戦もたくさんできましたし、本当に一つ一つのことが新鮮で、難しいことも全部楽しかったです。
お互い高校1年生の役ということで、役づくりをされたこと、台本を読んで印象に残っていることを教えてください。
山﨑天:演技自体が初めてだったので、「役づくりしよう!」とはできなくて…。でも、それを監督さんに相談したら「そのままでいいよ」って言ってくださったので、そのままで撮影に挑みました。
最初に台本を読んだ時、あすかがどんな子なのか具体的に言葉で表すのが難しかったんです。でも、こころを見て、私自身が自然と「こころかわいいな」と思うことは、あすかも思っていることなんじゃないかと感じた部分はすごく多かったです。
田牧そら:私は最初に台本を読んだ時、「こころって周りを笑顔にできる子なんだな」と感じました。でも実際、周りを笑顔にすることって意外と難しい。。クランクインまで「どうしたら笑顔にできるだろう」とたくさん考えました。でも撮影に入ってからは、現場で感じるものがすごく多かったので、事前にこうしようと決めて行ったというよりは、現場で感じたことを素直に表現しました。あすかとお芝居していて、「こころならこうするかな」と自然と感じた感情や動きを入れてみたりしていました。
ー監督から、何か役について指示は受けましたか?
田牧そら:監督からは「このパターンやってみて!」と沢山言われたんですが、こころはこういう役だよっていうことはあまり言われなかったです。そこは私を信じてくれているのかなと思って嬉しかったです。田牧そらのこころを監督は引き出してくれていたと思います。
実際に演じてみて、役と重なる部分や、ご自身と似ているなと感じた部分を教えてください。
山﨑天:最初からずっと思っていたんですが、こころみたいに何も知らない状態で、毎日新しいことが起きる事って、私だったら絶対に困惑してしまうと思うんです。でもこころは、そんな状況でも好奇心の方が勝っていて、そんなこころがすごいなと思ったんです。私とあすかは、そんな風にこころに対して思う気持ちが一緒なのかなと思いました。あすかは結構大人っぽくて、こころよりも一枚上手に見えるかもしれないですが、本心ではこころを尊敬する気持ちをたくさん持っていて、あすかにとってこころは自分のことを一番にわかってくれる、一緒にいて居心地がいい存在なのかなと思います。実際、自分もこころ演じるそらちゃんと一緒にいて居心地が良かったです。
田牧そら:私には実際にあすかみたいな友達がいて、助けてもらうことが多いんです。周りにいつも素敵な方がいること。そこが似ている部分かなと思います。
「こころのフフフ」は不思議な台本だったと思います。台本を読んだ時と実際に演じて、ギャップがあったことや驚いたこと、印象に残っているエピソードを教えてください。
山﨑天:実を言うと、毎回驚きだったんです!(笑)たくさん想像して台本を読んだんですが、実際に現場で演じてみると毎回「こういうことだったんだ!」って、いい意味で想像を裏切られていました(笑)「紺ソの森」とか本当に読んでも読んでもわからなかった(笑)
田牧そら:私も初めて台本を読んだ時は本当に何もわからなくて(笑)「これって漢字の間違いをしているのかな?」って思ってしまうくらい、、、
山﨑天:わかる!(笑)私も「あれ?!え?!誤字かな?!」って思った!(笑)本当に台本を読んだ時は調べても出てこない言葉ばっかりで!何個か調べたんですが、全然出てこないから、「あれ?」って思ったりもして(笑)予想外のことがたくさん起こりすぎて、撮影後半は、みんなの対応能力が凄かったですね(笑)
田牧そら:そう(笑)「本当にこれ?!」って思ってしまうくらいとても不思議で、現場に行ってみたら自分が想像していたのと全然違ったり。特に私は「数学筋」が未知の世界でした。
山﨑天:あれはよくわからなかった!(笑)
田牧そら:そうなの!「数学筋」では「数学体操」という体操をするんですが、その撮影の前に、スタッフさんが体操をしている動画を送ってくださったんです。映像を見て「あ!こういうことなんだ!」「これをやるんだ!」って最初映像を見た時は踊りみたいでびっくりして、納得したのを覚えています(笑)撮影前は、「楽しみだけど、不安だな。」っていう気持ちがあったんですが、実際に踊ってみたらすごく楽しかったです。
山﨑天:私もやってみたかった〜(笑)観たら面白かったよ(笑)
田牧そら:そうだよね、楽しかったよ(笑)
本作は不思議なショートドラマだと思うのですが、お2人がお互いのことで、「不思議だな」と感じる部分を教えてください。
山﨑天:そらちゃんは、動きが不思議です。言葉は「本当によく考えて喋っているんだろうな」と思うんですが、動きはずっと不思議で。それこそ「数学筋」のダンスとか、私が動画だけで見たとき「こういう振り付けか。これをどうやってそらちゃんは踊るのかな?」て思っていざ本人が躍っているのを観てみると、同じ振り付けだけど全然違う予想外の踊りをしていたので、「映像として残った時はすごくいい動きをするな」「やっぱりそらちゃんは素敵な個性を持っているんだな」と思いました。
ー実際に撮影現場では、お手本通りに踊るといった話はあったんですか?
田牧そら:いや、本当にそう思っていたんですけど、違うんですよね(笑)
山﨑天:普通に踊っても面白い振り付けではあるんです(笑)でも「そうくる!?」って動きばかりで、そこは本当に不思議でした。
田牧そら:天ちゃんは、「なんでそんなに背が高いんだろう?」って、不思議に思います。だって年齢は1個しか変わらないんですよ!なのに身長が10センチ以上違うんです!びっくりですよね。
ー山﨑さんの身長いくつなんですか?
山﨑天:今、167ちょっとあります。
田牧そら:私154です。
ー身長を伸ばすコツはありますか?
山﨑天:遺伝子ですよね〜。あとはいっぱい寝る!
田牧そら:はい(笑)もっと寝ます(笑)
山﨑天:はい(笑)もっと寝てください(笑)
ー「数学筋」では、山﨑さんは数学が得意な役、田牧さんは苦手な役でしたよね。その点ではいかがでしたか?
山﨑天:私、数学が本当にダメで、その点あすかとは全く逆なんです!「数学だけは勘弁してください!」ってかんじです!(笑)なので、撮影で初めて100点の用紙を見ました!
田牧そら:私も数学は苦手です。でも、いまの担任の先生が、2年間数学の先生でもあるので、担任の先生のためにも今年は頑張りたいなと思います(笑)
山﨑天:頑張ってください!(笑)
ーお2人の好きな教科は?
山﨑天:理科ですね。今はもう科学になっちゃいましたけど、面白いなって思います。ナトリウムとか…最高。それ以外はあんまりです(笑)
田牧そら:私は国語と英語が好きです。
山﨑天:得意そう!
劇中では、「なまリップ」や「エアドーナツ」などいろんな不思議な道具があったと思います。実際にあったらいいな、使ってみたいなと思うものはありましたか?
山﨑天:私は「暇つぶし」ですね。あれが現実にあったら、必要な時に必要な時間使えるので、すごく効率がいいなと思います。あとは、ドラマを観てもらえるとわかると思うんですが、あんな風に私も「ヒマー!!」って叫びたいです(笑)「楽しそうだな」って思いました(笑)
田牧そら:うん楽しかった!(笑)
ー貯めた時間で何がしたいですか?
山﨑天:寝坊しそうな時に使いたいです!(笑)寝坊しそうな時って、1分でも時間が欲しいじゃないですか!あと5分しかないと、あと10分しかないは全然違いますし、私は準備してから家を出るまで9分あれば余裕なので!そんな時に使いたいです。
田牧そら:私はやっぱり「エアードーナツ」ですね。撮影で使ったエアードーナツは本当に美味しかったし、食べて痩せれるなら…(笑)
山﨑天:あれで痩せれたら幸せだよね(笑)
田牧そら:うん、最高!
本作「こころのフフフ」は心温まる、自然と「フフフ」と微笑んでしまうようなドラマ作品ということで、ご自身らが最近、心温まった瞬間や出来事があれば教えてください!
山﨑天:最近、初めて泡風呂に入ったんです。泡が出てくる入浴剤を買って、シャワーで泡を立てたんですが、何時間でもお風呂に入っていられるぐらい楽しかったです。一人泡で遊んでました。これが最近「フフフ」ってした事ですね。
田牧そら:家でボストンテリアっていうハナペチャのワンちゃんを飼っていて、その子がよくいびきをかきながら寝ているんですが、その姿がすごく可愛いんです!私の妹もワンちゃんの隣でいびきをかきながら一緒に寝ていて、その姿見た時は、すごく可愛いなって思いました。
お2人が初共演ということで、最初のお互いの印象はどうでしたか?
山﨑天:今まで私より年下の子と一緒にお仕事をした事がなくて、どんな感じになるんだろうって最初はすごく不安でした。お互い人見知りだったので、お互い話しかける事ができずだったんです。なので、ほんと最初の印象は、「私より年下の子」でした(笑)
田牧そら:まんま!(笑)
山﨑天:(笑)やっぱり緊張していたのであまり目も見れず、、、最初はどんな子なのか、正直よくわからなかったんです。
ー実際、お互いに話せるようになったキッカケはなんだったんですか?
山﨑天:最初にちゃんと喋ったのはセリフでかもです。
田牧そら:そうかも。
山﨑天:ちゃんとお会いできた機会がリハーサルだったんですが、初対面でみんな本当に緊張していて、「よろしくお願いします。」って挨拶だけして、お芝居以外はみんなで写真を撮っただけで終わりました(笑)
ー田牧さんへの今の印象はどうですか?
山﨑天:そらちゃんがこころを演じている時は、年相応の好奇心や感情をちゃんと表に出していて、笑顔もとっても可愛いくて、みんなのことを明るくさせる子なんです。でも、実際にリアルなそらちゃんと話してみると、大人な部分がすごくたくさんあって、一つ一つの会話の返しも、すごく考えた上で話しているんだなと感じるので、今のそらちゃんへの印象は、周りをすごく見ている子だなと思います。
田牧そら:ありがとうございます!
ー田牧さんは、山崎さんの最初の印象はどうでしたか?
田牧そら:最初は、クールでかっこいい印象でした。リハーサルの時も、佇まいがかっこよくて。あと、リハーサルで準備する時に机を動かしたりするんですが、その時に誰よりも動いて運んでくれていて、そういう姿を見てかっこいいなと思っていました。それから、一緒に撮影を重ねていくうちに、一緒にはしゃいだり遊んだりできるようになってからは、印象がカラッと変わって、かっこいいというより、可愛い印象に変わっていきました。天ちゃんがちょっとずつ心を開いてくれている感じも伝わって、今は嬉しく感じます。
最後に、お2人自身が最近ハマっていることや、周りで流行っている事があれば教えてください。
山﨑天:私はカメラにハマっています。もちろんケータイでも撮りますし、フィルムカメラを最近頂く機会があったので、それで撮ったり、あとはスタッフさんからデジカメを貸して頂いて撮ったりしています。MVを撮っている時も、オフショット的な写真を撮ることがすごく好きなんです。
結構その時の思い出をすぐ忘れちゃうんですよね(笑)記憶喪失になっちゃう(笑)「こんなことあったっけ!?」て思うことが多いので、写真に残しておいたほうがいいなと思って、結構なんでも撮るようにしています。
ー山﨑さんの写真はどこで見れますか?
山﨑天:ブログとかで見れます!
ー田牧さんはいかがですか?
田牧そら:ルービックキューブにハマってます。
ールービックキューブをやるんですか?!
田牧そら:キーホルダーのルービックキューブを持ち歩いていて、電車とかで暇だったらやってます。無心になれるので好きです。
ー面白いですね!(笑)ありがとうございました!
WOWOWオリジナルドラマ「ショートショート劇場『こころのフフフ』」番組情報
■タイトル:WOWOWオリジナルドラマ「ショートショート劇場『こころのフフフ』」(全9話)
■配信・放送日時
7月17日(土)午後5時 WOWOWオンデマンドにて全話一挙配信【無料トライアル実施中】
8月15日(日)よる9時 WOWOWプライムにて全話一挙放送
<スタッフ・キャスト>
原案:田丸雅智
脚本:吹上よう
監督:村尾嘉昭(「死にたい夜にかぎって」「アンナチュラル」)
音楽:遠藤浩二(「連続テレビ小説 とと姉ちゃん」『かぐや様は告らせたい』『映画刀剣乱舞』)
企画:亀山公亮、千原秀介(AOI Pro.)
出演:田牧そら、山﨑天(櫻坂46)、大西利空
主題歌:Vaundy『世界の秘密』(SDR)
1年1組クラスメイト:ゆな、三原羽衣、尾碕真花、糸瀬七葉、丈太郎、下川恭平、笠井悠聖、酒井唯菜、
東子、角 心菜、五島 月、松澤可苑、須山りく、成田紗良、長谷川寛太、田代 輝、水月梓温、近藤くれは
沖埜桃美、上村萌衣、八田大翔、タフブレット聖也、三澤拓冬、朝日琢磨、内藤夏輝、北原十希明
プロデューサー:大木綾子、大高さえ子
制作協力:TBSスパークル
製作著作:WOWOW
※「WOWOWオンデマンド」…2021年1月13日(水)にWOWOWオンデマンドがスタート。BS視聴環境が整っていなくても、WOWOWに加入することができるようになります。これにより、放送と配信の垣根が消え、TVでもスマホでもWOWOWのサービスが気軽にご利用いただけます。合わせて放送同時配信、ライブ配信、アーカイブ配信、オンデマンド限定配信コンテンツなど充実させていきます。さらに、配信加入ルートにおいては、申し込み月内であればいつでも解約可能となる無料トライアルを開始。WOWOWのコンテンツに今まで触れたことのない方でも、気軽にWOWOWを体験できるようになります。