ウォルト・ディズニー・カンパニーが、
創立100周年を迎える歴史的な年に、
あの『リトル・マーメイド』を
ついに実写映画化🎞✨
主人公アリエルの
プレミアム吹替版声優を務めた
《豊原 江理佳》さん
にインタビュー🎤🧜♀️🫧💖
演じて感じた想いや学生時代のお話、
本作を観る方に伝えたいメッセージなど
盛りだくさんで聞いてきました😽
サプライズでアリエル役が発表されましたが、その時の心情はいかがでしたか？
オーディションを受けてから
合格発表まで1ヶ月くらいあって、
その間ずっとドキドキしていました。
選んでいただいたことは
すごく嬉しかったんですけど、
その時は信じられなくて、
ふわふわしたような感覚でした。
あまり実感が湧かなかったですね。
ディズニーの作品に選ばれるのはすごく貴重な体験なので、きっとすごくびっくりしますよね。
そうですね。
「リトル・マーメイド」は
小さい頃からすごく大好きな作品で
「絶対やりたい！」と心から思っていたので、
本当に嬉しかったです！
サプライズ発表の動画を観て私も感動してしまいました！発表された後、周りの方々からはどんな反応をされましたか？
自分のことのように喜んでくれる人が多くて、
温かい気持ちになりました。
家族やいつも応援してくれている方たちに
私もやっと恩返しできるかなと思いました。
豊原さんとアリエルの共通点はありますか？
自分がやりたいと思ったことに対して、
すぐに飛び出していくところです。
怖いとか、「失敗するかも」とか、
あまり考えずに行動するのは
アリエルと似てるかなと思います。
今回のオーディションも自分から飛び込んでいったのですか？
そうですね。東京に出てきた時も
「いい機会だし行ってみよう！」
という感じでした。
東京に住むことがどういうことなのか、
あんまり後のことを考えずに、
とにかく行ってみようという一心でしたね。
アリエルを演じて感じた新しい魅力は何かありますか？
愛しているお父さんが
「絶対にダメだ」っていうことでも、
アリエルは「自分は好きだ！」と思うことなら、
そっちに向かって突き進むじゃないですか。
自分の心にすごく誠実なところが素敵だなと
演じてみて改めて感じました。
それを貫いて、ちゃんと分かりあえるところも、
アリエルが純粋だからこそだと思います。
アリエルを演じるにあたって、工夫したところや気をつけたところはどこですか？
アリエルは、自分を大きく見せずに、
ありのままでいるところが
すごく可愛いじゃないですか。
その無邪気さが表れるように、
私もあまり自分を作らないようにして、
そのままの楽しいと思う気持ちを
大事にして演じました。
すごく純粋な透き通った声で演じられていたので、とてもワクワクしました！豊原さんは普段舞台に出演することが多いと思うのですが、その時と演じ方の違いはありますか？
舞台では、体や顔の表情もいっぱい使って
表現できていたのが、
声だけで喜怒哀楽を演じないといけないので、
そこが難しかったです。
声に表情をつけるということは、
私にとってすごく新しいことだったので、
チャレンジでした。
声優初挑戦とは全く思えず、素晴らしかったです！豊原さんが以前出演されていた舞台の役と、声の出し方から全く違うと感じたのですが、キャラクターに合わせてどんな部分を変えていますか？
キャラクターの持つ性格も声に出るので、
内面の部分も丁寧に汲み取りました。
ちゃんと実体を持った
声になるように気をつけています。
音声録音時に大変だったことはありますか？
距離感を声で表すのが
すごく難しかったです。
私はずっと同じ場所に立って
声を当ているけど、作品の中では
すごく遠くにいる相手と話していたり、
耳元で話していたりと、
距離が変わっているじゃないですか。
そこに声質で変化をつけるのに
苦労しました。
声だけで距離を表現することは普段ないですもんね。
ないですよね！
前にいる人に喋るっていう、
普段普通にできていることを、
声だけで意図的に
表現しないといけないのが大変でした。
豊原さんがアリエル以外で魅力的に感じたキャラクターは誰ですか？
私はセバスチャンとフランダーと
スカットルの３匹が本当に大好きです。
実写になってもしっかりと表情があって、
声優の皆さんの演技も素晴らしいので、
この映画を終わる頃には
大好きになっているだろうなと
これから映画を観て下さる方々に
自信を持って言いたいくらいです。
本当に可愛くて、
応援したくなるキャラクターです。
豊原さんはアリエルを演じられているので、支えてくれる3匹により愛着が湧きそうですね！
確かに！そうかもしれないです！
豊原さんが学生時代に、今のお仕事に繋げるために特に頑張ったことは何ですか？
学生の頃って本当に多感で
色んなことを感じることができる、
その全てが宝物だと思うんです。
もし今置かれている場所で
やりたいことがあったら、
それに向かって頑張ったり、
部活や外での習い事など、
勉強も遊びも、好きなことを
思いっきりできたりするのは、
学生の特権だと感じます。
それを私は思いっきり
できていたような気がします。
豊原さんは留学されていたとお聞きしたのですが、それも好きなことを追いかけようと思ったからですか？
その時はブロードウェイの
ミュージカルに立ちたかったので、
「英語を喋れるようにならないと」と思って、
アメリカに行きました。
それも思いつきというか、
勢いで行ったんですけど（笑）
大人になって経験を積んでくると
失敗を予想できるから
「これはやめておこう」
って思うこともあるじゃないですか。
私も昔に比べると、だんだんと
そういう風になってきたんですけど、
勢いで挑戦できるというのも
若い特権だなと思います。
学生の方でも尻込みしてしまう人は多いと思うので、突き進む力は大事ですね。
最近は特に、夢を見たり突き進んだり
するのが難しくなっていると思うので、
大変だなって思います。
この記事を読んでいる学生さんは、豊原さんの言葉で「頑張ろう」って気持ちになると思います！
私も頑張るので頑張ってほしいです！
最後にこの作品の見どころやこれから観る皆さんへメッセージをお願いします！
この作品は1歩前に踏み出す勇気を
与えてくれる作品です。
今この記事を読んでくれている方々は、
これからの未来を作っていく存在だと思います。
「リトル・マーメイド」を通して
「自分たちがなんでも変えることができる」
「やりたいように挑戦すればできるんだ」
ということを感じてもらえたら嬉しいですし、
私は本当にそうだと考えています。
純粋に突き進んで、めげそうになった時は、
この映画を何度でも観返してほしいです。
『リトル・マーメイド』
ウォルト・ディズニー・ジャパン
2023年6月9日(金)
全国劇場にて公開！
【ストーリー】
海の王女アリエルは、
まだ見ぬ人間の世界に憧れていた。
掟によって禁じられているにも関わらず、
ある日人間の世界に近づき、
嵐に遭った王子エリックを救う。
この運命の出会いによって、
人間の世界に飛び出したいという
アリエルの思いは、
もはや抑えきれなくなる。
そんな彼女に海の魔女アースラが近づき
恐ろしい取引を申し出る。
それは、3日間だけ
人間の姿になれる代わりに、
世界で最も美しい声を
アースラに差し出すことだった。
© 2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
Photographer: Taichi Nagaoka
Interviewer: Mizuki Yamagishi
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