『ペンギン・ハイウェイ』
『泣きたい私は猫をかぶる』
のスタジオコロリドが手掛ける
人に嫌われたくない高校生の男の子と、
嫌われてもいい鬼の少女が紡ぐ青春ファンタジー🎥✨
新作アニメーション映画
『好きでも嫌いなあまのじゃく』が
5月24日に公開するよ😳🎞
今回は鬼の少女 ツムギの声優を務める
《富田美憂》さんにインタビュー🎤✨
声優を務めた感想や、
本作の見どころなど、
内容盛りだくさんで聞いてみたよ😽
公開直前である、現在のお気持ちをお聞かせ下さい。
先日キャスト解禁をさせていただき、
各地の映画館でも上映されるということもあって、
自分の学生時代のお友だちや、
他のお仕事のスタッフさんから
「おめでとうございます!」
と言っていただく機会がすごく多いです。
その度に「いよいよ公開だ!」
という気持ちになります。
出演が決まった際はどのような心情でしたか?
今回は結構珍しいパターンで、
オーディションではなく、
ツムギ役にご指名をいただきました。
映画という大きなお仕事ですし、
幅広い世代の方がきっと観てくださる
作品だと思うので、「本当に私で大丈夫かな?」
というプレッシャーを感じつつ、
嬉しい気持ちもありました。
オファーをいただいた際の作品の第一印象はいかがでしたか?
最初に簡単なキャラクターの説明と、
作品概要の資料をいただいた時は、
ツムギが鬼であるという印象が強かったこと、
2人で旅をしていくお話ということから、
「すごく壮大で、ファンタジー要素が
強めの作品なのかな」というのが第一印象でした。
台本を読み進めると、ありふれた日常の中に、
非現実的な要素が綺麗に入り込んでいる物語で、
実際に鬼はいなくても、
「もしかしたら、自分の世界にも
鬼がいるんじゃないかな?」
と思わせてくれるように感じました。
ストーリーの魅力はどのように感じましたか?
『ロードムービー』という言葉がぴったりの
ストーリー構成になっていると思います。
2人が旅を通していろいろな大人たちに出会って、
行く先々で1ステップずつ成長していく様子が、
すごくわかりやすく、
丁寧に描かれているなと感じます。
本作の人間関係の描写ついて、どのような印象を受けましたか?
柊とツムギについては、
終盤にいくに連れて、甘酸っぱい、
微笑ましい要素も含まれていますし、
それぞれの家族関係も
大事に描かれている印象です。
私自身、柊のように、お父さんと仲が悪い時期が
あったので、「これはみんな共感してくれそうだな」
と感じました。
子供たちだけでなく、親世代の方々は、
キャラクターの両親へ感情移入が
できるんじゃないかなと思います。
本当に幅広い世代の方々に
この作品を楽しんでいただけそうだな
と実感しました。
ファンタジーな場面のアニメーションを観て、どのように感じましたか?
冒頭から、夏なのに雪が降る描写が、
不思議で魅力的だと感じました。
現実ではありえない、
ずっと寒い気候の隠の郷(なばりのさと)
に住んでいる人たちの情景も、
すごく丁寧に描かれている印象でした。
さまざまな風景が出てきますが、特に印象的だった場所はどこですか?
鬼ヶ島が印象的でした。
下に温泉のような景色が広がっていたり、
八城のような建物があったり、
隠の郷の中でもより非現実感がある
場所なのかなと思います。
私も完成した作品を劇場で
観るのがすごく楽しみです。
スタジオコロリド作品の魅力を教えてください。
私は昔、いちファンとして
『ペンギン・ハイウェイ』を
劇場へ観に行きました。
自分がスタジオコロリドさんの作品に出演させて
いただけるということがすごく嬉しいです。
キャラクターの絵や風景も、どの作品も
柔らかい雰囲気で描かれている印象があったので、
観ていて安心しますし、ほっこりするような
シーン作りも魅力的だと思います。
ツムギの人物像について、演じたご本人としてはどのように捉えていますか?
物語の前半は気丈で自由に見えますが、
実は心にモヤモヤを抱えていたり、
コンプレックスがあったり、
彼女のことを知れば知るほど
「いろいろな悩みがある、
年相応の普通の女の子なんだ」
という印象が強くなりました。
演じて感じたツムギの魅力を教えて下さい。
彼女は鬼なんですけど、鬼とだけ聞くと
「怖いのかな」
「ちょっととっつきにくい感じなのかな」
という印象がありました。
実際に台本を読み進めて
彼女のことを知っていくと、
柊をはじめ、他の人間たちとも
すぐにお友だちになれちゃうような子で、
人間との違いはツノが生えているという
見た目だけのように感じました。
自分の好き嫌いや、
やりたいことがすごくはっきりとしていて、
それが出過ぎてしまうこともあるんですけど、
そこも含めて、憎めない魅力があると思います。
柊とは対照的な性格ですが、
すごく頼り甲斐がありますし、
可愛くて無邪気な一面も持っている、
素敵な子だなと感じました。
ツムギを演じるに当たっては、鬼と人間で演じ分けるようなことはあまり意識をしていないということでしょうか?
最初は「鬼っぽさや人間じゃない感を
出した方がいいのかな?」と思っていました。
作品の構成を知り、
日常の風景の中で隠の郷が登場したり、
ユキノカミという人間ではない
キャラクターが出てきたりと、
日常の中にファンタジー要素が
自然に溶け込んでいる印象を受けました。
なので、あえて「鬼だから」という気持ちは
出しすぎず、普通に演じるということを心掛けました。
ツムギを演じたからこそ感じる、この作品の醍醐味はどこですか?
監督が「ツムギは特別なヒロインだから、
特別な声を持った人がいい」と仰っていて、
私をキャスティングしてくださったという
お話を聞きました。
昔から「変な声だ!」と言われて、
自分の声をコンプレックスに感じながら
長年生きてきたので、特別な声だと
言っていただけたことが純粋に嬉しかったです。
「お父さん、お母さんありがとう!」
と思いました。
ツムギのかわいいところや、アピールポイントを教えて下さい。
まず、ビジュアルについても、
かわいいヒロイン像を
体現したキャラクターだと思います。
私はツムギの三つ編みが、
エビフライみたいで大好きなんです(笑)
彼女は、最初は柊のことをグイグイと引っ張って
いくんですけど、後半になるに連れて、
柊がどんどん頼もしく見えてくるところもあって、
2人の関係性の変化も
この作品の見どころだと思います。
「ツムギ頑張れ!」と思いながら、
観ていただけたらとっても嬉しいです。
ツムギと富田さんの共通点や、自分にはないからこそ憧れる部分はありますか?
私自身は、どちらかというと、
ツムギより柊に近い性格なので、
ツムギには隣にいてもらいたいなと思います。
私は中学生の時から声優のお仕事をしているので、
他の同級生の子よりは、大人がたくさんいる環境に
早くから出ていたということもあり、
周りの目を気にしすぎてしまっているような
気がします。
それがいい方向に働く場面もあれば、
「もうちょっと気を抜いても
いいんじゃないのかな」ということもあるので、
そういう時は、ツムギに背中を
バシッと叩いてもらいたいです。
ツムギはすごく背中を押してくれそうな存在ですよね!
友だちにほしいです(笑)
ツムギ以外で話したい、友だちになってみたいと思う登場人物は誰ですか?
みんな魅力的なんですけど、旅館の主人です(笑)
ツムギくらいの年齢で思春期の時って、
「周りの大人、みんな嫌い!」という気持ちに
なりがちだと思うんですけど、
あえて寄り添いすぎずに、でも近くにいて、
話を黙々と聞いてくれて、たまに冗談混じりに
核心を突いたアドバイスをくれる、
「こういうおじちゃんが周りにいてほしいな!」
って思います。
周囲の目を気にして、頼まれたことをなんでも引き受けてしまう柊について、どんな印象を持ちましたか?
柊に対して「わかるわかる!そういう時って
「うん」って言っちゃうよね」
って思いました。
柊をからかうようなシーンは演じてみていかがでしたか?
すごく楽しかったです。
柊役の小野賢章さんが
すごく純粋な柊を演じて下さっていたので、
ちょっとからかいたくなっちゃう
ツムギの気持ちも分かるなと思いました。
小野さんとは収録は別々に行っていたのでしょうか?
基本的にずっと一緒に
収録させていただきました。
収録中で思い出に残っているエピソードを教えてください。
私はすごく人見知りなので、
初めてのお仕事の現場は
あんまり上手く喋ることができないんです。
でも、賢章さんがお兄さんのように、
すごく気にかけてくださいました。
年齢が10歳くらい違うんですけど、
「学生の時は何が流行ってた?」
というような話をしたり、
私は兄弟が下に2人いるので、兄弟の話をしたり、
和気あいあいとした雰囲気で
収録させていただきました。
柊との対話シーンがメインですが、演じる上で意識したことはありますか?
当たり前のことですが、
「相手の言葉をよく聞く」
ということを意識しました。
どの作品でお芝居をする時もそうなんですけど、
今作はツムギと柊の会話劇で、
お互いに心を動かされながら物語が
進んでいくので、改めて大事な要素だと思いました。
演じる上で大変だったことはありますか?
流れで観てみると一瞬の出来事なんですけど、
アクションシーンがとても多かったです。
映像が出来上がっていない状態での
収録だったので、監督から
「◯秒でツムギは柵を登っていて、
◯秒のタイミングで大きくジャンプします。」
などと、1つ1つの動作を細かく
ディレクションしていただきながら録りました。
特に印象深かったディレクションはありますか?
事前に私が思ったツムギ像をアフレコの時に
持って行ったら、「ぜひその感じでお願いします。」
と監督に言っていただけたので、
キャラクター作りに関しては、
実はそこまで苦戦しなかったです。
ですが、物語の終盤で、ツムギの頭の中で、
両親との過去のエピソードが
次々とフラッシュバックするシーンがあって、
そこで現在のツムギと、3歳、4歳と1歳ずつ
年齢が上がっていく様子を同じタイミングで
演じなければいけなかったというのは、
結構難しかったです。
柊とツムギは旅をしていく中で様々な人に支えられながら成長していきますが、富田さんご自身が過去を振り返って、大人に助けられて目標を達成できたエピソードはありますか?
私が声優という職業に就けたのは母のおかげです。
昔から自分の声がコンプレックスで、
「声優さんになりたい」という気持ちは
どこかにあっても、それを大きな声で
言えるタイプではなかったので、
「将来は普通に大学に行って、就職して、
という人生を歩むのかな」と考えていました。
でも母はずっと近くで私のことを見てくれていて、
「この子はこういう職業に興味があるのかな?」
とか、「歌うのが好きなんだな」とか
思ってくれていたみたいです。
母が本屋さんで、今所属している事務所の、
声優の募集が書いてある
オーディション雑誌を買ってきてくれて、
「よかったら応募してみない?」って
私に言ってくれたから、
今このお仕事をしています。
本作ではまだ10代の柊とツムギが旅をしていますが、富田さんご自身が若いうちにやっておいた方がいいと思うことは何かありますか?
学校の行事にいっぱい出よう!
私は学生の時からお仕事をしていたので、
高校生の時は特に、体育祭や文化祭に
あまり出ることができませんでした。
今思い返すと、
「やっておけばよかったな」と思います。
あと、私はバイトをしたことがないので、
もし自分が高校生に戻れたら、やってみたいです。
下の兄弟2人は、とにかくバイトが楽しいようで、
「やった分だけお金がもらえるから!」と、
いろんなバイトを転々としたり、
掛け持ちしたりしています。
大変だとは思うんですけど、
私から見るとちょっと羨ましいというか、
充実しているなと感じます。
ご自身が若いうちにやってて良かったと思うことは何かありますか?
学生時代は、朝は学校に行って、
夕方はみんなが部活をしている時間に
お仕事をしに行っていました。
テスト期間も、夜は仕事から帰ってきたら
一旦寝て、朝の3時に起きて勉強して、
そのまま学校に行ってテストを受ける
という生活を送っていたので、
忍耐力がついたなと思います。
富田さんご自身の旅に関する思い出があれば教えて下さい。
中学生の時の、京都と奈良への修学旅行が
すごく思い出に残っています。
たまたま同じ班になったメンバーの子が
小学生の頃から仲の良い友だちでした。
中学校の修学旅行はわりと自由で、
班のみんなで行きたい場所を決めて、
先生たちの目をあまり気にせずに、
「食べたいものを食べて一緒に回ろう!」
というノリで旅行をしたことが、
とても楽しかったです。
夏なのに雪が降るシーンが印象的というお話がありましたが、富田さんご自身は雪にまつわる思い出はありますか?
私の実家にわんちゃんが2匹いるのですが、
「雪の日に犬は本当に外を駆け回るんだ」
と実感したことがあります(笑)
私が今一人暮らしをしているお家で
一緒に暮らしているわんこは、
雪に全く興味がないんですけど、
実家に住んでいた頃は、実家のわんこと
雪の日にあえてお散歩に行った記憶があります。
私が子供の頃からいる子は
もう15歳くらいのおじいちゃんなんですけど、
今も全然元気で、今年も雪が降った時には
「外に出せ!」って吠えてくると
家族が言っていました(笑)
主演というとても重要な役割を演じられましたが、これから叶えたい夢や目標は何かありますか?
この作品に関わることでいうと、
山形が舞台の物語なので、実際に足を運んで、
ツムギと柊が見た風景をこの目で見てみたいです。
声優としては、「この人みたいになりたい」
「こうなりたい」という目標は
あえて持たないようにしています。
年齢やキャリアによって、
『来るべき時に来るキャラクター』
っていると思うんです。
昔でいうと、10代でまだ技術も拙くて、
下手くそだった時にしかできない
役柄もあったと思うので、
「きっとその時に巡り合うべくして
巡り合ったんだな」という風に考えています。
最近はお姉さんの役や、
今まであまりやってこなかった
男の子役など、演じる役幅が変わってきて、
それは「今の私に求められている
ものなんだろうな」と感じています。
これからもあえて大きな目標は持ちすぎずに、
いただいた役1つ1つに100点を
出していきたいです。
本作を観た方に受け取ってほしいメッセージや、注目してほしい場面について教えてください。
今作は、誰しも生きていく上で
感じたことのある内容が、題材になっています。
現在進行形で、柊と近い年齢で、
同じような悩みを抱えている方にも、
すごく刺さる内容になっていると思いますし、
お父さんお母さん世代の方が見ても、
柊やツムギの両親に感情移入して、
「我が子はこういうことを思っているのかも
しれない」と感じていただけると思います。
観る世代によって受け取るものが違うと思うので、
ぜひご家族で観に行ったり、
友だちや恋人と観に行ったり、
幅広い世代の方にぜひご覧いただきたいです。
キャラクターたちが皆さんの背中を
ポンっと押してくれると思います。
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【応募期間】
5月22日(水)〜
5月23日(木)23:59まで
映画『好きでも嫌いなあまのじゃく』
●配信&公開
5月24日(金)より、
Netflixにて世界独占配信&日本劇場公開
●出演
小野賢章、富田美憂、浅沼晋太郎、山根綺、
塩田朋子、斎藤志郎、田中美央、
ゆきのさつき、佐々木省三、日髙のり子、
三上哲、京田尚子他
●主題歌「嘘じゃない」/
挿入歌「Blues in the Closet」
ずっと真夜中でいいのに。(EMI Records)
●STAFF・監督
柴山智隆・脚本:柿原優子/柴山智隆
・キャラクターデザイン:横田匡史
・キャラクターデザイン補佐:近岡直
・色彩設計:田中美穂・美術監督:稲葉邦彦
・CGディレクター:さいとうつかさ
・撮影監督:町田啓
・編集:木南涼太・音楽:窪田ミナ
・音響監督:木村絵理子
●配給
ツインエンジン・ギグリーボックス
●企画・製作
ツインエンジン
●制作
スタジオコロリド
●スタジオコロリド公式Xアカウント
@studiocolorido
●ハッシュタグ
#好きあま#SUKIAMA
●作品公式HP
https://www.amanojaku-movie.com
ⓒコロリド・ツインエンジン
カメラマン:長岡泰地
インタビュアー:山岸 美月他
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