乃木坂46 1期生・高山一実さん原作、
アイドルを目指す少女の青春物語
『トラペジウム』が
ついにアニメーション映画化🎞🎉
『ぼっち・ざ・ろっく !』
『SPY×FAMILY』など、
数々の人気作品を手掛ける
スタジオCloverWorksが
制作に携わるなど、今大注目の本作✨
主人公・東ゆうたちが成長していく上で、
キーマンとして関わる
工藤真司(シンジ)役
《JO1・木全翔也》さん
にインタビュー🎤💜
声優を務めた感想や、
本作の見どころなど、
内容盛りだくさんで聞いてみたよ😽💭
本作への出演が決まった際のお気持ちをお聞かせください。
すごくびっくりしました。
元々声優のお仕事を
してみたいなと思っていたので
凄くびっくりしましたし、うれしかったです。
しかも映画ということで、
貴重な経験になると感じました。
心の準備はどのようにされたのでしょうか?
決まってから、
収録までがあっという間だったので、
心の準備をできていたのか分からないです(笑)
アフレコでは1人で個室に入って
声を録っていたんですけど、
緊張で血の気が引いてしまって、
すごく寒く感じて大変でした。
作品自体は元々ご存知でしたか?
知らなかったです。
小説があることは知っていましたが、
読んだことは無くて。
出演が決まってから、
さっそく原作を買ってすぐに読みました。
その時の印象はいかがでしたか?
自分の人生に似ている部分が
あるように感じました。
アイドルと一般的な学生、
どちらの目線でも、
共感できるところがたくさんありました。
公開が迫っている今のお気持ちをお聞かせください。
映画館で観るのが、すごく楽しみです。
情報解禁時には、ご家族やファンの方からどんな反応がありましたか?
みんなとにかく、
「やったー!」って喜んでいました。
ファンの方から「声が好き」
と言ってもらえることがすごく多いので、
それを活かした仕事の
大きな一歩だなと感じます。
これからどんどん声優ができる機会が
増えたらいいなと思います。
演じて感じた真司の魅力を教えていただきたいです。
本当に良い意味で、“めっちゃ普通の人”。
主人公のゆうは、
夢見がちで、周りからすれば
「何を言っているんだ」
と思われることもしばしばある、
そんなキャラクターだと思います。
そこにフラットな意見や
アドバイスを言える普通さが、
真司の魅力なのかなと感じました。
木全さんが人間的に真司くんと近い部分があると仰っているのを拝見したのですが、どんなところが近いと思いますか?
それこそ、普通なところです。
僕は『素朴』ってよく言われるんですけど、
人間らしさを感じる部分が、
真司と近いと思います。
作中のどういった場面でそう思いましたか?
別れ際に、ゆうに対して
「もっと夢を叶える近道があるのに」
というようなことを言ってしまう場面です。
自分もそういうところがたまにあります。
「なんでそんな効率の悪いことをするの?」
「もっとこうすればすぐに目標に辿り着けるよ!」
と、言ってしまうことってありますよね。
そんな誰しもが思うようなことを、
大事な部分で言うのが
すごく人間らしいなって思いました(笑)
真司役を演じる上で苦労したことはありますか?
絵に声をどう合わせるかや、
「もっとこういう感じに言ってみて」
という指示はもちろんあったので、
細かいところに気をつけるのは大変でした。
でも、「とにかくナチュラルに演じてほしい」
というディレクションを受けて、
そのままの素朴な雰囲気で
声を録ることが多かったです。
真司はカメラ男子だと思いますが、木全さんが最近撮ったお気に入りの写真はありますか?
家でねこを飼っているんですけど、
最近眉毛があるんですよ。(笑)
なんか、怒ってません!?
かわいいですね!眉毛は最近できたんですか?
(取材時の)今週の火曜日に撮った写真を見て、
「え、眉毛あった!?」
って思いました(笑)
この写真がすごくお気に入りです。
映画ということで特別な想いもあったかと思いますが、意識されたことはありますか?
出演することを聞いてから
収録までの時間が本当に少なかったので、
とにかくがむしゃらでしたね。
声優としての
仕事をまだあまりしていない中で、
初めての映画作品で、台詞も多めだったので、
不安な気持ちがありました。
自分なりに頑張りました。
収録中に手が冷たくなっていたとのお話がありましたが…
すごく緊張して、室内なのに寒かったです。
普段はわりと手が温かいタイプなんですけど、
めちゃくちゃ冷たくなっちゃいました。
口もすごく冷たくなって、
お湯を飲みながら収録していました。
他に収録中に印象に残っていることはありますか?
他の声優の方と、
何人かで一緒に
声を録ることが多いと思うんですよ。
でも、今回はマイクが何台も置いてあって、
すごく大きいソファもある広い場所だったので、
僕1人端っこでちょこんと座って
録音していたのが、
ちょっと寂しかったですね。
1人で感覚を掴んで
演じなければならないのが大変でした。
その中で新しい発見はありましたか?
アニメーションに合わせて
声を入れるのは大変だなと感じました。
台本を読みながら
状況を擦り合わせていましたね。
声優さんたちは
普段からこの状態でお仕事をしているのが、
すごいなと思いました。
ご自身の経験が演技に生きた場面はありますか?
僕はわりと平凡で、
派手に生きていないタイプなので、
そういうところがわりとハマっていて、
真司役の演技にも普通が
滲み出ているんじゃないかなと思います(笑)
作中で共感できる台詞や場面はありますか?
ゆうの「人間って光るんだって」
という言葉を聞いて、
「確かに」と思いました。
僕が生まれて初めて行ったコンサートは、
GOT7さんという方なんですけど、
ステージから遠い場所にいたから、
絶対見えないはずなのに、
メンバーの方の目がキラキラして見えて、
「わぁすごいな」と感じました。
逆に木全さんご自身が輝いている瞬間はいつですか?
僕は、ごはんを食べている時が
1番輝いていますね。
木全さんがアイドルになって良かったと思う瞬間はいつですか?
ライブをしている時です。
自分がステージに出てきた時に、
「わ〜!!!」って歓声をもらえたら、
やっぱり嬉しいですね。
アイドルとして、ゆうにも共感できるところがありますか?
僕もゆうのように、
人の前で何かを表現する人になりたくて、
この業界に入ったので、
そういうところが共感できます。
ゆうは自分から進んで夢を叶えていくタイプだと思いますが、木全さんご自身はいかがでしょうか?
どちらかというと、
僕も自分で夢を叶えていくタイプです。
オーディションも、
周りから反対意見がある中で、
「後悔するかどうかは挑戦してから決める」
という思いで受けました。
そういった賭けをしないと
夢って叶わない気がします。
「失敗をするかも」
って考えるのはいいんですけど、
「失敗するかもしれないけどやってみるか」
という気持ちが大事だと思います。
ゆう寄りの考え方なんですね
今はそうなのかもしれないですね。
映画をご覧になった感想と、見どころをお伺いしたいです。
「ゆうは本当によく頑張ったな」
って思いました。
あとは、さっき真司に共感できる
と言っておいてなんなんですけど、
ゆうへの去り際の言葉には、
「こいつちょっと失礼なやつだな」
って感じました(笑)
真司がああいう風に
言いたくなる気持ちもわかるんですけど、
ゆうはアイドルを目指すにあたって、
東西南北でメンバーを集めて
自分の夢を叶えるために
ゴリ押しで頑張っているので、
そこが不器用で人間臭くていいなと思います。
他に見どころはありますか?
すごく絵が綺麗です。
あとは、夢を追うストーリーが、
芸能界を目指している方に限らず共感できます。
苦労して成功する話というよりは、
苦労の部分が長く描かれていて、
頑張っている人の裏側を
感じることができる映画だと思います。
人生の糧にしてもらえる、そんな作品です。
ゆうがアイドルを目指す姿を、客観的に観てどういう印象を抱きましたか?
また意見が
変わってしまうかもしれないんですけど、
ゆうに感情移入せずに、真司の目線で見たら、
「もっとアイドルになる
いい方法があったんじゃないかな」
と思うところもあります。
東西南北でメンバーを集めるというこだわりも、
こだわりすぎると
タイミングを逃す可能性もありますよね(笑)
たまたま揃ったからいいけど、
すごく難しいことを
現実にしようとしている感じがします。
でもそこはフィクションなので(笑)
でも結局人生って、
何が正解か分からないので、
客観的に観た意見がハズレかもしれないし、
その通りかもしれないし、
分からないんですけど…
ちなみに4人の中で1番共感するのは誰ですか?
僕は芸能界入りを反対されたり、
「こうした方がいいんじゃない?」
と言われてきたりした中で、
今この仕事をしているので、
やっぱりゆうに感情移入をしてしまいますね。
業界に入る前までだったら、
真司のような考え方で
ずっと生きていたかもしれないし、
本当にどこで変わるか分からないですよね。
自分は18歳まで普通の学生で、
憧れる側、応援する側もやってきて、
いろいろありますけど、
いまはゆうの視点になっています。
でも僕に限らず、
みんなそうなんじゃないですかね。
大学に行くのを
反対された方もきっといるだろうし、
アイドルではなくても、
別の仕事に置き換えて考えられるので、
主人公に共感する方が多い気がします。
高校生が夢を追っていくストーリーですが、木全さんご自身が若いうちにこれをやっておけばよかったなということはありますか?
僕は、
バイトをめちゃくちゃするタイプの人間で、
『バ畜』でした。
『バ畜』ですか…?(笑)
バイトを週6くらいしていたんですよ。
それもすごい楽しかったんですけど、
今思うと、
もっといろんなところに遊びに
行ってもよかったなって思います。
どんなところに遊びに行きたかったんですか?
バイトで貯めたお金を
旅行に使うことが全くなかったんですよ。
友達にテーマパークに
連れて行ってもらうことはありましたけど、
自分から「行こう!」と思って、
そこに率先して行くことはなかったですね。
稼ぐことが普通に楽しくて(笑)
ブライダル系のホテルの仕事だったので、
そこで結婚式や婚礼パーティーを見て、
楽しんでいました。
でもそうではなくて、自分自身の楽しみを
もっとしてみても
よかったんじゃないかなと思います。
逆にやっておいてよかったと思うことはありますか?
バイトをしていたおかげで、
仕事に対する気力がすごくあります。
学生の頃は、
昼は学校に行って、夜はバイトで、
全く違う2つのことを両立していて、
芸能界に入った今は、
JO1としてアイドル活動をしながら、
声優や俳優の仕事をしているわけじゃないですか。
そうなった時に、
技術が追い付いているかは分からないんですけど、
心的には「自分まだまだ働けるな」
「二足のわらじを履くこともできるかも」
という気持ちになるので、
バイトで経験を培ったおかげだと思います。
本作を拝見して、木全さんのもっといろんな役を見てみたいと思いました。今後挑戦してみたい役どころはありますか?
夢はでっかくなんですけど、
ジブリ作品がすごく好きなので、
素朴な声を活かして、
ジブリの声優をやってみたいです。
これまでで憧れのジブリのキャラクターはいらっしゃいますか?
神木隆之介さんが演じてきた役にも憧れますし、
アシタカの声も好きです。
ジブリの声優をされている方の声って、
天然水みたいにすごくナチュラル。
機会があれば挑戦してみたいです。
憧れも自然な感じの声なんですね。
最後に、今年中に挑戦したいことを教えてください。
早寝早起き朝ごはん。
(笑)
朝ごはんをいつも食べていないので、
食べられるように頑張ります。
『トラペジウム』
5月10日(金)全国ロードショー
(c)2024「トラペジウム」製作委員会
予告編
<CAST>
東ゆう:結川あさき
大河くるみ:羊宮妃那
華鳥蘭子:上田麗奈
亀井美嘉:相川遥花
工藤真司:木全翔也(JO1)
古賀萌香:久保ユリカ
水野サチ:木野日菜
伊丹秀一:内村光良
<STAFF>
原作:高山一実「トラペジウム」
(KADOKAWA 刊/『ダ・ヴィンチ』連載)
監督:篠原正寛
脚本:柿原優子
制作:CloverWorks
製作:「トラペジウム」製作委員会
配給:アニプレックス
公式 HP:trapezium-movie.com
ヘアメイク:西尾さゆり
スタイリスト:ホカリキュウ
カメラマン:長岡泰地
インタビュアー:山岸 美月 他
Nomdeplumeの
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でも毎日トレンドを発信中👀📡💗
是非チェックしてみてね✨