美女とオタク
違う世界のふたりが恋に落ちた!?
『3D彼女 リアルガール』
学校一の美少女・五十嵐色葉を演じる『中条あやみ』ちゃん、2次元を愛する超絶オタク・つっつんこと筒井光を演じる『佐野勇斗』くんインタビューをしてきたよ。
「美女と野獣」ならぬ”美女とオタク”の、大爆笑&大号泣いまだかつてない純愛ありえない純愛ラブコメディ💕
それぞれの役を任された時の率直な感想を教えてください!
(中条)漫画で色葉(今回の役)を見て、「こんなに可愛い人間っていなくない?」と思っていて。漫画だとスタイルも顔の可愛さも完璧すぎて、どうしようって思いました(笑)
カメラ写りはあまり気にしない方なのですが、今回は自分がどういう風にカメラに映っているかをすごく気にしていました(笑)
そういった面ではモデルのお仕事が役に立ちましたね。
(佐野)マネージャーさんに「コミュ障でオタクの役」と聞いた時は「マジすか!?」と思ったのですが、原作を読ませてもらってからは、つっつんの考えに自分も似ていると思いました。
他の役をもらった時には不安になることが多いのですが、つっつんはとても楽しみ
でした!
中条さんとの初共演はいかがでしたか?
(佐野)初めてとは思えないほど仲良くしてもらいました。初めて会った時も、そんな感覚はあまりなくて、親戚みたいな感じで楽しかったです!お芝居の面でもやりやすかったです。
今回の役と自身が似ていると思う点はどこですか?
(中条)男たらしなところ…って冗談です(笑)
人のことを外見よりもその人のパーソナリティで判断するので、色葉みたいに色々なヒエラルキーの人と関わったり、意識しないというところが似ていると思いました。外見や立場に関係なく自分が関わりたい人と関わるようにしています。
あと、素直に言えばいいことを一番恥ずかしくて言えなくなってしまう不器用な彼女にも共感できました。
(佐野)女性が苦手なところと、人見知りなところですかね。あとは、家族や友達を大切にするところも似ているなと思いました。
「オタク」という部分には共感できましたか?
(佐野)さすがに2二次元の方とお話しすることはないのですが、アニメや漫画はと
ても好きなので気持ちはわかりますね。
一番好きなシーンはどこですか?
(中条)私はみんなでケーキを食べるシーンが好きです。同世代の人が集まってワイワイしているのが楽しかったです。
(佐野)尋也(清水尋也)が演じるミツヤが菜園のトマトに話しかけているところはアドリブです!アドリブ合戦みたいなところもありましたね。僕も
やっぱり6人みんなで集まっているシーンが好きですね。
大人数の撮影はわいわいと楽しそうですが、2人の「胸キュン」シーンではどうでしたか?
(佐野)カエルがずっとゲロゲロと泣いていて、ロマンチックのかけらもなかったです(笑)
(中条)虫もいっぱいいたし(笑)…実際は、ホタルは一匹もいなかったんです。
映像として「胸キュン」シーンを見てどう思いましたか?
(中条)なんか可愛いなーって思いました。2人の思いを初めて確かめ合って、やっとちゃんとした恋人らしく距離が縮まる感じが描かれていたので、キュンキュンポイントです!
第一印象と今の印象はお互いで変化したりしましたか?
『中条さんから見た佐野さんの印象』
すごく好青年というか爽やかというか、最初から末っ子キャラを出してきたので、仲良くなれそうだなと思いました。
『佐野さんから見た中条さんの印象』
(佐野)僕は中条さんと共演が決まったと聞いた時に「絶対仲良くなれない」と思いました。もちろん中条さんの事は知っていましたが、僕の人見知りしてしまう対象かなと思い「この人やばそう」と思っていました。
会ったら真逆で「親戚のお姉さん」みたいな感じで!
(佐野)それから全く印象は変わっていないです!あ、でも少し暴言は増えたよね?(笑)
(中条)だって、そんなんなんだもん(笑)
中条さんが逆壁ドンをするシーンがありましたが、どうでしたか?
(中条)今まで壁ドンされた経験がないので、される方に憧れていたのですが、逆でびっくりしました。
でも、やってみると爽快感がありました!気持ちよく一発OKでした。
かなり個性的なメンバーが揃っていましたが、実際には誰と一番お友達になりたいですか?
(中条)石野さん、と一瞬言おうと思ったんですが、実際に祐里(恒松祐里)もあんな感じでずっとハイテンションなので、ずっと一緒は大変かな(笑)でも、みんな好きなので選ぶのが難しいです。
(佐野)この6人だからバランスが良いよね。
(中条)誰かが欠けてもダメだし、6人一緒にいることがいいバランスなんだなと思います。
演じてみて難しかった点と役者として成長できた部分はありますか?
(中条)一番は見た目というかビジュアルを考えて演じるところが難しかったです。あと、最初から台詞の多い佐野くんのサポートができたらいいなと思いながら撮影に臨んでいたので、(佐野くんが)悩んでいる時にはアドバイスをしていたんですが、あの時は“お姉ちゃん感出てきたなあ”と自分でも思いました(笑)
(佐野)自分で言うなよ!それは俺が言うやつだから(笑)
(中条)いつもはみんなについて行き、自分が怒られる立場なのに、アドバイスしていたり、客観的に全体を俯瞰してみれるようになったと思います。
(佐野)僕は特別難しかったところはなかったですね。難しさよりも楽しさの方が勝っていました。
(中条)泣くの堪えるの難しかったって言ってなかった?
(佐野)そこは難しかった。泣くのを堪えて台詞を言うシーンがあったの
ですが、なぜか泣けてきちゃって。
あとは、専門用語など早口でいうセリフを伝わるように喋らなければいけなかったのが難しかったです。今までで一番台本を読み込みました。
作品を見てオタク男子の印象が良い意味で変わったと思うのですが、2人から見て「オタク男子」というものはどのように捉えていますか?
(佐野)僕は「オタク男子」の友達もいるので良いなと思っています。つっつんみたいに一つのことに集中できてすごいなと思いました。
(中条)熱中できるものがあるってすごいと思っています。
ご自身にも熱中していること(オタクな部分)ってありますか?
(中条)ロケでメイドカフェに行ったのですが、オタク体験みたいなものは楽しいなと思いました。
(佐野)昔はメイドカフェとか恥ずかしいと感じていたのですが、行ってみると純粋に楽しいと感じました!
皆さまの仲の良さが伺えますが、キャンプシーンの思い出はありますか?
(佐野)バギーじゃない?
(中条)ミツヤ君と石野さんの二人乗りは、ずっとイチャイチャし
ながら楽しそうに乗っていて…みんなで順番交代で乗っていました!
(佐野)はじめは僕が運転して中条さんを後ろに乗せていたのですが、途中で中条さんに変わったらとってもうまくて驚きました。
雨が降っていて地面がぬかるんでいたので、泥がはねてしまってプロデューサーさんに怒られました。
(中条・佐野)あの時は(中条さんの)お姉さん感はなかったですね(笑)
今後どんなお仕事に挑戦してみたいですか?
(中条)これまでは映画で歌や踊りをしたくなかったのですが、今回の役で楽しさを知ったので、ミュージカルに興味を持ち始めました。
(佐野)激辛だったりバラエティ番組に出て体を張ったロケに挑戦したいです。
最後に読者へメッセージをお願いします!
(中条)この作品はみんなの友情や青春、笑いや涙もあって普通の恋愛物語とは違って、見た後にすっきりと心が温かくなるような話になっています。
いろいろな年代の方や家族・友達・カップルなど様々な人に楽しんでもらえる作品だと思うので、なにを見るか迷ったら絶対に『3D彼女 リアルガール』を見て欲しいです!
(佐野)笑って泣けるジェットコースターのような作品。二人が出会ってから成長していく部分を見て欲しいです。加えて、友達っていいなと思ってくれればいいなと思います。