⼭本涼介&森⽥美勇⼈インタビュー🎤🌟リアルロードムービー、銭湯で深めた絆も
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⼭本涼介&森⽥美勇⼈インタビュー🎤🌟リアルロードムービー、銭湯で深めた絆も

『生きることをサボってました』 3人のニートと一人の少女が、夏の北海道を駆け巡る! おかしくって、ちょっぴり切ない ドタバタロードムービー! ニート・ニート・ニート 代わり映えのない退屈な会社に、なんとなく辞表を出したタ…

『生きることをサボってました』

3人のニートと一人の少女が、夏の北海道を駆け巡る!
おかしくって、ちょっぴり切ない
ドタバタロードムービー!

ニート・ニート・ニート

代わり映えのない退屈な会社に、なんとなく辞表を出したタカシ(山本涼介)。
何やらワケありで、言うこともやることもクズな穀潰し・レンチ(安井謙太郎)。
その2人に巻き込まれた、心に“傷”を抱える引きこもりのキノブー(森田美勇人)。
3人は謎の家出少女・月子(灯敦生)に窮地を救われ主導権を握られてしまい、言われるがまま北海道を縦横無尽に走り回ることに。

3人を振り回しながら、心を開かない月子の目的は?
レンチに迫り来る追っ手とは?

彼らは、逃げっぱなしの人生から脱出することができるのか…!

 

主演は、本作が映画初主演となる安井謙太郎(ジャニーズJr.)。
共演に、仮⾯ライダーゴーストのスペクター:深海マコト役で⼈気を博した⼭本涼介、同じくジャニーズ事務所から森⽥美勇⼈(ジャニーズJr.)。
そして3⼈のニートとともに旅する謎の少⼥・⽉⼦役に、「イタズラなKiss」(2016-17年)じんこ役で注目された灯敦⽣

今回は、タカシ役を演じた⼭本涼介くん、
キノブー役を演じた森⽥美勇⼈くんに
インタビューをして来たよ!

 

完成した映画をみた感想は?

森田:僕が出ていないシーンも観ることが出来て、楽しむことが出来ました。僕ら自身も本作のようにロードムービーのような温かい時間を過ごせたので、リアルな経験が詰まった作品になったと思います。
撮影現場を思い出して「うわぁ、朝早かったな」と思い出したり、キャンプのシーンは「夜遅くまで撮影したな」と思い出が蘇りました。

山本:毎回自分の出演する作品は、どの作品も一回目は客観的に観ることができなくて、いつも反省しながら観てしまうんです。「今だったらこう言うのにな」と思い返していました。
北海道らしい景色や雰囲気の良さがあり、実際に行かなければ撮れなかった北海道の魅力が詰まった作品だと思います。撮影時に巡った場所を思い返しながら観ていましたね。

 

みなさんで出来上がった映画を見たんですか?

森田:はい!安井くんも一緒に全員で観ました。はじめは緊張していたのですが、途中からはみんなで和やかに映画を観ることができました。

 

映画出演のオファーがきた時の気持ちを教えてください。

森田:まずはじめに「ニートなんだ」と思い、その後「僕以外に2人もニートが登場する」ということにも驚きました。色々なニートがいて、台本を読んでいても面白かったです。

山本:僕もタイトルを聞いて「ニート役」をやるのか!と驚きましたし、それぞれタイプが異なるニートが出てくることにとても興味が湧きました。その際に北海道で撮影すると聞き、そこからはご飯のことしか考えていませんでした(笑)

北海道の中で印象に残る場所などはありましたか?

森田:3人のニートが川で魚を捕まえたり、変なキノコを焼いたりするシーンは、景色が綺麗な場所で撮影していたのでとても楽しかったです。
あんなに我慢して魚をつかんだのは初めてでした(笑)

山本:動物園に行ってクマを見に行くシーンです。その撮影の前日に、3人のニートたちが初めて感情をむき出しにするシリアスなシーンの撮影をしていて。翌朝が動物園での撮影だったのでクマを見ても気分が上がらず、「クマと戦っても勝てるんじゃないか」というくらい変なテンションでした(笑)

森田:サイズ感はすごかったですけどね(笑)

山本:車に乗ったままクマを観ることができたんですが、徹夜明け朝一にクマをみてもテンションは上がらないものなのだと、初めて実感しました(笑)

 

お互いの印象を教えてください。

森田:お会いしたことがなかったので、聞いた瞬間ネットで検索をしました(笑)
写真を見たときはとても怖そうだと思っていたのですが、実際にお会いしてみると優しくて驚きました。怖さゼロでのんびりとしたタイプ。
やまもん(山本)はとても話しやすくて、みんな頼っていました。

 

山本さんの事はやまもんって呼んでいるの?

森田:みんな「やまもん」と呼んでいると思って僕は「やまもん」って呼んでいたのですが、実際は「やまもー」だったようで、撮影が終わってから気づきました。

山本:ひとりだけ呼び方が違うと気づいてはいたのですが、「まあ、いいや」と思っていたら1年も経っていましたね(笑)
僕は松村北斗(ジャニーズJr.)くんと仲が良いので、お話をいただいてから、事前にどんな方なのかを聞いていました。美勇人さんはダンスが上手くて服が好きと言う情報は聞いていて、僕も服が好きなので話が合いそうだなと思っていました。
安井くんに関しては「面白い人だよ」と言う情報しかもらえませんでしたが(笑)、実際にお会いしてみて「面白い」の一言に納得しましたね。

 

実際に服の話などはよくされたのですか?

山本:実際にはあまりしなかったのですが、北海道での撮影期間中、毎日違う服を着ていてすごいと思いました。

森田:逆に同じ服を着ることがアリだということを初めて知りました(笑)
長期間の撮影だったので、洗濯できるかわからなくて。多めに持って行こうと思っていましたが、やまもんがずっとジャージを着ていたので、僕も途中からジャージに変えました。

山本:その反対に僕は軽装だったので、「(美勇人さんは)荷物が多いなー」と思っていました(笑)

 

役柄と自分自身が似ている部分はありましたか?

森田:僕自身、感情を表に出すということがあまり得意ではないタイプなので、キノブーに共感する部分がたくさんありました。レンチに対するキノブーの思いにも共感できて、僕とキノブーは似ている部分が多かったのかなと思います。安井くんもレンチに似ている部分が多かった気がしますね。

山本:僕に関してはあまり似ている部分は少なかったと思います。タカシはレンチとキノブーの間に立つことが多いのですが、僕もそのポジションに立つことが多いので、その部分はタカシと似ていました。

 

役作りで苦労した点はありますか?

森田:キノブーは、割とプライドがある性格。勉強ができて社会にも対応できるという自信を持っている人が、一度心が折れてしまった時のショックはとても大きいと思いました。強い人だからこそ、キノブーが心に抱えた“傷”や打たれ弱い部分には、注意しながら演じました。

山本:レンチの明るさと、キノブーの暗さのちょうど中間にいるということを意識していました。あとは監督からセリフの間を「ちょっと変な間にして」と言われていたので、そこはタカシらしい“間”で演じられるよう注意しました。芝居が始まったら基本はあまり考えないようにするタイプなので、その場の雰囲気やその場で生まれた感情を生かして演じようということは常に心がけています。

映画を通して成長した部分や、手応えを感じた場面はありましたか?

森田:「生きていく力強さ」を学びました。僕ら以上にスタッフさんも大変だったと思うのですが、過酷な状況の中、撮影を乗り越えることが出来たので力強くなれたと思います。

山本:一つの作品を撮り終えることができたということは自分の自信につながりましたし、一歩また自分自身がレベルアップすることができたのではないかと感じています。

 

思い返してみて一番印象に残っていることはありますか?

森田:撮影終わりによく3人で銭湯に行っていたのですが、偶然やまもんと2人で銭湯に行った時、硫黄の臭いがするだけじゃなくて、ところどころ茶色くなっているような年季の入ったお風呂に入ったことがありました(笑)
銭湯に行く途中にも東京の地名のホテルなどがたくさんあって、北海道なのに東京の名前が多いことに2人でツッコミを入れながら楽しんでいました。

山本:昔ながらの銭湯って感じでしたね。

森田:お風呂は硫黄の匂いしかしませんでしたが、肌はツルツルになりました(笑)

山本:唯一の楽しみが撮影後の銭湯だったので、本当に色々なところに移動しても泊まるところに近い銭湯に行き、風呂上がりに牛乳を飲むといった定番なことをしていました。銭湯に入った後に浴びる帰り道の夜風がとても気持ちよかったです。

森田:とてもリフレッシュできましたね。

最後に、映画の見どころを教えてください!

森田:出会い・過去・力強く生きていく姿。若者4人が何かを感じて、また次に何かをしていこうとする、明確ではないけれどリアルな雰囲気を見て欲しいです。
ロードムービーらしく本当に様々な場所を旅したので、そのリアルな雰囲気を感じ取っていただけたらと思います。

山本:関東では見ることのできない、北海道ならではの景色がとても詰まっている映画なので、そこも楽しんで欲しいです。
この映画は何か変わりたいと思っていたり、何かに挑戦したいと思っている人を後押ししてくれるのではないかと思います。人に勇気を与えてくれる映画になると思います。

 

 

おまけ

森田くんが、北海道の「シメパフェ」がとてもオススメです!
と教えてくれました🍰👏

札幌ではインスタ映えするパフェがブームなんだとか。
しかも、夜ご飯の後に食べるパフェ!
ぜひ探してみてね♡

 

ニート・ニート・ニート

監督・脚本:宮野ケイジ(『夢二〜愛のとばしり』)
原作:三羽省吾 「ニート・ニート・ニート」(KADOKAWA文庫)
主題歌:「キャリーオン」9mm Parabellum Bullet(日本コロムビア)
出演:安井謙太郎、山本涼介、森田美勇人、灯敦生、MEGUMI、松澤一之、相田英瑞、小南光司、山優香、前田倫良、石野真子(特別出演)、藤本隆宏
企画:株式会社ミレ・ファクトリー
製作:映画「ニート・ニート・ニート」製作委員会
配給・宣伝:MACH/スパイラル・ピクチャーズ
©2018 三羽省吾・角川文庫/映画「ニート・ニート・ニート」製作委員会

公式サイト

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Nomdeplume編集部Nomdeplume編集部