スーパー戦隊シリーズ45作記念作
「機界戦隊ゼンカイジャー」が3月7日(日)にスタート!
テレビシリーズに先掛け、
『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』として、
『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』、
『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム』、
『騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ』と
3本立ての映画が、2月20日より公開中!
「機界戦隊ゼンカイジャー」唯一の“人間”ヒーローである
ゼンカイザー/五色田介人役、
駒木根葵汰くんにインタビューをしたよ!🎉
新スーパー戦隊への思いや演じてみての感想などを
語ってくれたよ!
「ゼンカイジャー」のゼンカイザーに選ばれた時の気持ちをお聞かせください。
選ばれたと聞いた時は、「本当かな?」という気持ちのほうが大きかったです。すぐに衣装合わせや本読みが始まり、信じられない気持ちのまま制作発表に入ったんですが、たくさんの方からメッセージを頂いて、改めて自分が「スーパー戦隊ヒーローをやるんだ」という決意のようなものを感じました。そして、撮影をしたりアフレコしたり、「ゼンカイジャー」というものに触れていくにつれて、その実感がどんどん湧いてきましたね。今は撮影を必死でやることしか考えていないです。
ご自身にとって「五色田介人(ゴシキダ カイト)」はどんな人ですか?
やると決めたら必ず成し遂げる、強い信念や行動力がある人です。介人は「世界初」を追い求めているんですよ。もちろんヒーローですから、キカイノイドが来たとしても、しっかりと受け入れる心の広さを持っています。そういうキカイノイドとも、ちゃんとなじめるところが介人の良さでもあり、ヒーローとしての素質のひとつなのかなと思います。
介人の熱い部分で、ご自身と似ているところはありますか?
集中したらあまり離れられないというところは、似ているかな。でも介人ほど純粋に向き合う心を持っている人はいないです。ピュアだし、ひたすら元気なんですよ。僕も元気な時はあるんですけど、やっぱり気が抜けたりテンションが下がることもあります。介人はどんな時でも元気なので、さすがだなって思いますね。
テレビシリーズに先駆けて、2月20日(土)から映画が公開中ということですが、映画の見どころを教えてください。
なんといっても「秘密戦隊ゴレンジャー」の初代レッドであるアカレンジャー/海城剛役の誠直也さんが出演されるのが、昔からのスーパー戦隊ヒーローファンの方にとっては、たまらないと思います。それから、今回歴代レッドたちの他に、レジェンドの怪人たちも大集結するんです。これもまたひとつの見どころですね。「ゼンカイジャー」の第一歩ということで、ぜひそこも注目して観ていただけたら嬉しいです。
ご自身として、映画の中で「ここを頑張ったよ」というのはありますか?
駒木根: 変身やアクションシーン、声優さんとのアフレコの兼ね合いなど、どれも僕の「初めて」がすごく詰まっています。初々しい部分もあるかもしれませんが、これから1年間を通してさらに「成長したな」と思っていただけるように、頑張っていきたいと思います。
読者には10代の女の子も多いです。葵汰さんのかっこいいところとか、見てほしいポイントを教えてください。
「ゼンカイザー」は初代の「アカレンジャー」をモチーフにしたヒーローで、いい意味で今どきのものと昭和のものが混ざっていると思います。仲間のキカイノイドの声を人気声優さんが担当しているので、アニメ好きの若い子たちも入りやすいんじゃないかなと思います。
僕のかっこいいところもぜひ見つけて、好きになってもらえると嬉しいですね。この先もっともっと頑張って、第一線を走れる役者でありたいと思っているので、ぜひ今のうちから見ていただいて、より深く知っていただきたいです。
役が決まってから、何か取り組んでいたことはありますか。
決まったのは新型コロナの影響で自粛期間中で、家に引きこもっている時でした。元気でパワフルな介人という役は「このままじゃできない」と思ったので、家で映画を観たり、友達と電話したりして、まずは気分を上げるようにしました。それから、パワフルな介人を演じるには体力が必要ですから、ランニングをしたりして、なるべく体を動かすように心掛けました。
介人君のうらやましい部分は、どんなところですか?
演じていて「人に好かれやすいな」とすごく思いました。人間に好かれるのも簡単ではないですが、キカイノイドという未知のものが来ても、なお好かれるというのは、本当に介人ならではだと思います。そういう部分ではすごくうらやましいです。
演じていて、難しいと思っているところはありますか?
介人って日頃から元気なんです。その上で「戦うぞ」となった時のエネルギーがすごいんです。そこの違いを出すのが、難しい部分でした。介人も一人の人間として悩むこともあります。普段はすごく元気で、ナーバスな部分はあまり想像がつかなかったので、どういうふうに悩むのか、そこも結構難しかったですね。
アフター・レコーディングで声を入れる時はいかがでしたか?
はい。初めてアフレコをしたんですけど、難しさは半端じゃなかったです。声優さんは1回映像を見ただけで「ここに音を入れるんだ」と認識する能力がすごく高くて。僕が1時間前にスタジオに入って見ていても、全く追いつかないんです。
それに、頑張って大声を出しているつもりなんですけど、僕は声優さんがふと出した声にもかなわない声量だし、それに比べて声優さんはバンバンせりふをアドリブで入れてきますし、本当に打ちのめされましたね。傷口がいくつもあって。かさぶたになったと思ったらまた剥がされて、その繰り返しでした。でも、いい意味で満足せず、常に上を見て進めるところは、この環境の良い部分だなと思います。
スーパー戦隊シリーズは、仲間や友情というのが、ひとつの大事なテーマだと思いますが、演じていてそう感じる部分はありますか?
「ゼンカイジャー」は全員それぞれ個性が強くて、目指すものも戦う意味も違います。でも、帰ってくるところは同じ。友達というより、家族にすごく近いです。テレビシリーズでは、榊原郁恵さん演じるヤツデさんっていう僕のおばあちゃんがいるんですが、人間としてキカイノイドを受け入れる心の広さがあって、みんなもそれに対して恩返ししようと思っている。仲間同士の信じあえる強い絆というものは、友情以上のものがあると思います。
映画とテレビシリーズの作品を通して、視聴者の人に「こういうことを感じてもらえたら嬉しいな」ということはありますか?
子どもの頃、僕たちは憧れを抱きましたけれど、人それぞれ感じ方は違うと思うんです。それがすべてポジティブな感情になれば何より嬉しいですし、ヒーローを演じててよかったなと思います。これを機に、今の小さい子たちがヒーローに憧れを持ってくれて、ヒーローという文化がどんどん続いてくれたら嬉しいですね。
ゼンカイジャーのゼンカイザーの役を射止めて、夢をひとつ叶えた葵汰さんですが、夢をかなえる秘訣は何ですか?
僕は逆に、夢を叶えようと強くは思わなかったんですよ。だからすんなりと違う道に進めたんですね。小さい頃、ヒーローに憧れて空手を始めましたが、大人になっていくうちに現実が見えてきて、「やっぱり自分には無理なんだな」と思って、ヒーローを追いかけるのをやめてしまいました。でもヒーローというものは、頭のどこかにあってもいいものだと思うんです。
役者をやる中で、僕はヒーローになれました。夢ってそんなに大きく考えすぎなくてもいいのかなと思います。小さい夢というものをいくつも持っていれば、忘れた頃にまた近づくチャンスもできます。あまり深く追いすぎずに、夢をいくつも持っていれば、いつかチャンスは来る。そういう時にしっかりと真剣に追い続ければ、夢は何かしらの形で叶うんじゃないかなと思うんです。夢は多ければ多いほどチャンスは広がる。ひとつに絞る必要はないのかなと、僕は思うんです。
映画の見所を教えてください。
見所はなんといってもスーパーヒーローの初代レッド・誠直也さんが出演しているという所ですかね。僕たちのゼンカイジャーは45作目ということで、45年近くの歴史があります。その歴史を、皆さん1度でも体験して頂けたら嬉しいです。知らない方でもすごく楽しめる映画となっていると思うので是非劇場でご覧ください。
10代のうちにやっておいたほうがいいことは?
10代のうちにやっておいたほうが良いなと僕が思ったことは、燃えたぎるような青春ですね。そして恋愛。10代の頃って人生で1番輝かしい時代だと思うので、その時期に全力全開で青春、そして恋愛をして大人になる準備をしたら良いと思います。是非楽しんでください。
【作品情報】
◆『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』
■キャスト
▽『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』
駒木根葵汰 (声の出演) 浅沼晋太郎 梶 裕貴 宮本侑芽 佐藤拓也
(声の出演) 福圓美里 中田譲治 鈴木達央 / 関 智一 神奈延年 潘 めぐみ
細貝 圭 入江甚儀 / 誠 直也
■公開日:2021年2月20日(土)
■公式HP:movie-ranger.com
■映画公式Twitter:@toeiHERO_movie
■コピーライト:スーパーヒーロープロジェクト
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