「週刊ヤングジャンプ」で連載された
【歴史×青春×部活】作品として
熱狂的人気コミック
「群青戦記 グンジョーセンキ」が実写化!
実写映画『ブレイブ -群青戦記-』は
3月12日(金)より絶賛公開中!
スポーツ名門校の高校生たちが、ある日突然、
学校まるごと戦国時代にタイムスリップ。
戦国武将たちと死闘を繰り広げるストーリー!
今作の要となる役を演じ、劇中では幼馴染だった
新田真剣佑さん、山崎紘菜さん、鈴木伸之さんに
作品についてインタビューをしてきました!
今回の作品、〈部活×青春×歴史〉作品として熱狂的人気コミックが原作と 伺っています。皆さんの出演の経緯をお聞きしたく、台本を読んだ時どう感じましたか?
新田:個人的に物凄く好きなジャンルで、同じ武器v.s同じ武器とか、時代v.s時代ってよくあるじゃないですか。そういうのではなく、全く新しいジャンルで、武器も違えば戦略も違う。そういう所に面白さを感じました。あとは、1人1人がかっこよく描かれていて、演じるのが凄く楽しみでした。
山崎:本広監督の作品のファンでもありましたし、本広監督が撮られるアクションも凄く大好きだったので、この台本をみた時は、この世界をどのように監督が撮られるんだろうって期待もあり、楽しみでした。
鈴木:タイムスリップとか、非現実的なエンターテインメントの作品が僕も凄く好きで、言葉ではいっぱい戦い方が書いてあるんですが、これはどう言う風に撮っていくんだろうって 言うワクワクが凄くありました。
実際にそれぞれの役を演じてみて大変だったことは?
新田:あまり大変なことはなかったですが、チャレンジは多かったです。大変と言うと、苦を連想してしまいますけど、全て楽しくやれたんですよね。挑戦的なことは、2人で馬に乗ったりしたことですかね。あとは全然苦に思えなかったです。楽しくやっていました。
山崎:この作品で辛かったことってあんまり浮かばなくて。ただ、久しぶりに女子高生を演じさせていただいて、短いスカートで生足を披露させていただいているんですけど、朝方に 霜が降りている時間帯もあって、寒さとの戦いはあったなと思います。
鈴木:僕も、寒さもありましたし、剣道も初めてだったので、アクション練習から足捌きを練習していくのが凄く難しかったんですが、それ以上に、みんなで居れるありがたさと、チームワークができたブレイブのキャスト陣・スタッフ陣の「絆」というのを凄く現場で感じることができました。辛かったというよりかは、早く現場に行きたいなって思える作品でした。
新田:次の日僕撮影なくて、誰かと話していて、「次の日も撮影あるんだ!」って言われた時、「いいなあ~」って言ったのは初めてでした。寂しいなって感じでしたね。
戦国の世が主な舞台ですが、作品でも戦国時代がリアルに感じることができ ました。殺陣や格闘シーンが多かったと思うのですが、役作りでされたことは?
新田:動きというよりかは人間、西野蒼という役づくりはちゃんとしてきたつもりです。動きは、西野蒼なりの動きなんですけど。どちらかというと人間を意識して役作りをしていました。
ー蒼でいうと、どんな所を役づくりしましたか?
新田:最初と最後では、全然違う人間なので、、、企業秘密ですね! (笑)
ーわかりました!(笑)ありがとうございます!山崎さんはいかがでしょうか?
山崎:弓道をやったことがなかったので練習しました。特に弓道部の中でも全国トップクラスの生徒という役柄だったので、絶対に弓道経験者の方々も観に来てくださると思うので、その方々が観ても違和感がないように、必死に練習をしました。
遥の役づくりで言うと、監督からは「凄く強くてかっこいい女性」という風におっしゃっていただいたのですが、「じゃあなんで彼女は強いのかな」とか、「なんでそこまで強くいられるんだろう」って、彼女の強さの裏にあるものを探りました。
ー鈴木さんはいかがでしょうか?
鈴木:僕は、Youtubeに高校生の剣道の試合がたくさんあったので、それをたくさん観ました。 声の出し方、足捌き、竹刀・剣の振り方を参考にさせていただきました。
ー実際に映画を見て、鈴木さんの剣道姿、軸がしっかりされているなと思いました。
鈴木:ありがとうございます!
新田:剣道部でした?
ーいや、全然!バスケ部でした!すいません!(笑)
鈴木:じゃあなんで軸がしっかりしているって言えるんですか~!(笑)
山崎:詰めないであげて!(笑)
作品を通して「自分を信じる力」の信念の強さ、自信を持つ大切さをとても 感じました。10代の子って、自信を持てないことに凄く悩んでいる子も多いと思うんです。自信を持つためにどう言ったら自信を持てるか、アドバイスを頂ければと思います。
新田:凄く真面目な話をしちゃうのですが、僕は完璧主義なので、自分の芝居を見て「うわっ」て思う事がたくさんあったんです。だけど「できた!見てても違和感ないし、大丈夫だな。」と思えた時に自信が無くても、突然できたりする。少しづつ、1つ1つ自分の自信に繋げて、それを少しづつ広げていけばいい、って気づけました。
山崎:私もずっと自信を持とうと、頑張っていた時期があったんですけど、自信って持たなくてもいいなという風にある日思った時があったんです。「自信を持とう持とう」っていうよりは、「自信って後からついてくるものだと思うし、初めてのことに挑戦する のに、自信ってなくて当たり前だよな」って割り切れました。「これやるの、初めてなの に自信持っていたらおかしいよな」って。経験とともに自信って自然と持てるようになると 思うから、大丈夫だと思います。自信を持つことにフォーカスしなくなった時から 気づいたら、自信を持てるようになっていた、ということが多 かったですね。
ーフォーカスしなくていいと思えたのは、何かきっかけがあったんですか?
山崎:私自身、凄く自信がないタイプだったので、自信がない自分が表に出ることに対して 「いいのかな」とか、「もっと自信を持ってみんなの前で居なきゃいけないんじゃないか、 引っ張って行かなきゃいけないんじゃないか」って、自分で自分にプレッシャーを与え続け ていたいたんですね。それって、いい結果を生まないなと気づけました。自分に自信を持つ というよりは、それを達成するために努力する、自分を追い込む、自分に負けないってことの方が大事だなとは思います。
ー凄く10代のためになるアドバイス、ありがとうございます。鈴木さんはいかがですか?
鈴木:いります?俺?
新田・山崎:いるよ!(笑)
鈴木:凄くいい話だったから2人とも!(笑)僕は、10代ってそもそも悩んで当然だと思うし、自分が将来何やるかも定まって無いわけですから、とにかく自信をつけると言うことよりも、挑戦していく、やってみるってことが大事なのかなって思います。例えば学校で、 音楽の授業の時に「あんまり俺は歌を歌わないタイプだから!」って言っても、ちょっと歌ってみるとか。そういう1個1個トライしていく先に、なんか新しいものとかに繋がっていったりするんじゃないのかなって思います。
あと、さんまさんが、凄く良いことをおっしゃっていて!さんまさんは、「なるようになる」って常に考えていると。なるようにしかならないのだから、自分ができる!と負荷をかけ過ぎてしまえば、それが自分のプレッシャーになってしまうから、「なるようにしかならない」と考えながら、諦めている気持ちもありながら常に番組をやっているらしく。
ーなるようになるさ!みたいな。
鈴木:みたいな。だから悩んだら、逃げ道も自分の中で作ってあげつつ、挑戦したらいいんじゃないですかね。
ー大事ですね。
役自身について。新田さん演じる西野蒼と、鈴木さん演じる松本考太。個人的に、2人は対極だなと感じました。
ー新田さん演じる蒼は、戦国時代で徳川家康と出会い、蒼はいい意味で変われたと思います。それまではどこか自分に自信が無さげで、引っ込み思案、消極的に感じました。その殻に閉じ籠っていた要因はなんだったのでしょうか?
新田:閉じ籠っていたといえば、閉じ籠っていたんですが、やる気がなかったっていえばやる気がなかった。頑張ろうとあまりしなかった。あんまり興味が無い。それこそ、「一所懸命」「一生懸命」になるのが馬鹿馬鹿しいと思っていた人なので。いざ、その場面に立たされた時に人っていうのは変わるんです。蒼のみならず。
ー鈴木さん演じる松本考太は、リーダーシップがあって、自分の力を常に信じていたっていう、信念を持っている方だったと思うのですが、その自信はどこから持てたのだろう、って凄く感じたのですが、いかがでしょうか?
鈴木:やっぱり、部活を通して学んでいったんじゃないですかね。剣道を通して、一生懸命スポーツに向き合う大切さと、そこで挑戦して得たものっていうのが、多分松本考太の自信につながっていったのではないかと思います。あと、生徒会長だったり、あえて人の前に立つことによって自信をつけていたと思います。
ー一生懸命突き進んでいったからこそ自信が持てたんですね。
劇中を通して、「生き残る、何が何でも助け出す」って気持ちが凄く伝わってきました。その気持ちを曲げない支えっていうのは何だったのでしょうか?
新田:劇中に居た、役と役の「絆」だと思います。絆があり、想いを繋げる。
ー山崎さん演じる遥も「助けに来てくれる」と信じていたと思います。その絶対的な信頼はやっぱり「絆」があったからなんですか?
山崎:そうですね。あとは正直、遥としては「蒼だけでも帰って欲しい」「正直置いていっても構わない」って気持ちもありました。もちろん1人でも多くの子が帰れるっていうのが重要だけど、遥は、自分は残ってもいいから、「大切な人がもとの時代に帰ってくれればいい」そう願っていたと思います。
皆さんが自信のある部分や、信念を教えてください。
ー一言ずつ自信があることを頂ければ!(笑)
新田:「自分の役に対しての思い」
鈴木:「自分らしくいる」
山崎:「打たれ強い。倒れても立ち上がる精神を持っている」
鈴木:素晴らしい。
新田:百折不撓ですね。
最後に一言ずつ作品の魅力を教えてください。
新田:一言では言い表せられない作品なのですが、「必ずもう一度見たくなる作品」ですね。
鈴木:「僕が学生の時にこれが見たかったんだ!」って作品です。
山崎:人として大事なことを改めて教えてくれる。人と人との絆や思い、誰かの信念って絶対誰かに受け継がれて消えないんだよって気づかせてくれる映画だと思います。
ーありがとうございました。
【STORY】 退屈な授業と、常勝を義務付けられた部活道。弓道部の蒼(新田真剣佑)は目立つのが苦手 で、弓道場で日々練習に打ち込むばかり。幼なじみの遥(山崎紘菜)は、そんな蒼のことを 心配していた。ある日、落雷をきっかけに校庭の向こうには城がそびえ立ち、校内には刀を 持った野武士がなだれ込み、校内はパニックに。そんな中、歴史オタクの蒼は学校がまるご と戦国時代へ、「桶狭間の戦い」の直前までタイムスリップしてしまったことに気付く。
かの有名な織田信長(松山ケンイチ)の軍勢に仲間たちを連れ去られた蒼は、後に徳川家康と なって天下統一を果たす武将の(三浦春馬)とともに、野球部やアメフト部から集まった選 抜メンバーと立ち上がる。
『ブレイブ –群青戦記–』
2021年3月12日(金)全国東宝系にて大ヒット上映中!
新田真剣佑 山崎紘菜 鈴木伸之
渡邊圭祐 濱田龍臣 鈴木仁 飯島寛騎 福山翔大
水谷果穂 宮下かな子 市川知宏 ・ 高橋光臣
/ 三浦春馬 ・ 松山ケンイチ
©2021「ブレイブ –群青戦記–」製作委員会
©笠原真樹/集英社
監督:本広克行
原作:笠原真樹「群青戦記 グンジョーセンキ」
(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)
脚本:山浦雅大 山本 透
音楽:菅野祐悟