全世界で600億円超の興行収入を達成し
2018年に日本でも公開され興行収入34億円超の大ヒット、
アカデミー賞にもノミネートされた
『ボス・ベイビー』👶💙
続編『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』が
12月17日(金)より
TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー!
本作では、大人になったティムは結婚し、
2人の娘にも恵まれて専業主夫に。
彼の弟でボス・ベイビーことテッドは
スーパービジネスマンでエリート社長になっていた。
時が経ち、疎遠になっていった2人は
“新たなボスによって再び引き合わされ、
世界を救うためのミッションが下される。
本作で、新キャラクター・ボス・レディの
日本語吹き替えを担当した
多部未華子さんにインタビューをしてきました✨
最初に台本を読んだ時、どんな風に日本語吹き替えを演じていこうと思いましたか?
お話を頂いた時は、単純にお話が可愛くて、「赤ちゃん可愛いな、楽しそうやりたい!」という気持ちでした。ただ、正式にやらせていただくと決まって実際に声を合わせてみると、ボス・レディが凄く早口で。相手が納得出来ないうちに丸め込む説得力があるというか、捲したてる様なスピード感がとても大変で、すごく苦労しましたね。
ーー滑舌がすごく良いので観ている方も聞きやすかったです。滑舌で意識した事はありますか?
滑舌の部分で意識はしていなかったです。ただ、声優のお仕事は台本を持ってマイクの前に立って話すイメージだったのですが、今回はテンポやキャラクターを考えた時に「全身を使ってやらないと成立しない」と思ったので、動きやすい格好で全身を使いながら声を録りました。
体をとにかく使いながら声を当てていかないと、この子のテンションと性格に合わないと思うぐらい、とても体力を使うキャラクターでしたね。
ボス・レディは、他のキャラクターとの掛け合いがすごく多いイメージでした。実際に他の共演者の方と吹き替えをしていていかがでしたか?
他のメインキャストの方々と揃って顔を合わせるのは、完成披露試写会が初めてだったんです。一人ずつみなさんが事前に声を収録されていたので、その声を聞きながら私も一人で声を録っていきました。もし私がトップバッターだったら出来なかった部分がもっと沢山あったと思います。みなさんの声が入っていたからこそ自分の声も調整できたので、掛け合いが大事なところは他の方の声を聞いて合わせることができました。
逆にティナちゃん(ボス・レディ)がずっと一人で話しているところは、他のキャラクターの声が入ってくるとあまり集中できなかったので、他の方の声を切って集中するといった調整をしながら録っていきました。
今まで他にも声のお仕事をされてきた中でも、ご自身で「あまり自分の声が好きではない」とおっしゃっていたと思います。未だにその気持ちは声のお仕事を重ねてもあるのでしょうか?
ずっとありますね。声のお仕事の依頼を頂いた時には、「自分の声は苦手だし、大丈夫かな。」という苦手意識がありました。でもこうして求めてくださってお声がけ頂けるのは、嬉しいです。
ボス・レディの役について教えてください。
「ミッションとプライベートを両立させるイマドキな女の子」ですかね。どちらも大事にしているので、「私は仕事だけじゃないのよ!」とちゃんと主張ができる。赤ちゃんで一番年下だけど、ミッションを担ってるからこそすごくしっかり者で強気、一番家族思いな子だと思います。
私もどちらかというと「仕事が全て」というタイプでも無いので、そう言った意味では似ているのかな?と思います。
ーー仕事とプライベートを両立する上で大切にしていることはありますか?
いい意味で、「頑張りすぎずに適当にやること」かな。「私にはこれしかない!これが全てなんだ!」と思わないようにしています。
血眼にならないで、肩の力を抜いて。そんな感じのスタンスで生きていますかね。
今作は、家族全体もそうですが、兄弟の絆も一つ大きなテーマだったと思います。ボス・ベイビーは「仕事を頑張ろう。」ティムは「家族を大切にしよう。」生き方が正反対じゃないですか。ご自身の生き方と当てはめると、どっちが共感できますか?
極端ですね!(笑)でも、ティム側ではないような。だからと言ってボス・ベイビー側ですと言うと語弊が生まれそうですね(笑)タビサがいいです。とても頭がいいし、冷静に物事を判断できるので、7歳にしてすごいなと思います。
ーーこのお仕事を20年ぐらいやられていると思いますが、今までに気持ちの波はありましたか?
ほぼなかったですね。やっぱりこの世界は出会いも多いですし、良くも悪くもすごく周りの環境に流されやすい仕事だと思っていて。そこに頼っていい部分もあれば、いい言葉を掛けて貰うところばかりに行ってしまって、ふと振り返った時「あれ?自分ってなんだったんだろう。」と本当の自分を見失いやすい仕事ではあると思うんです。
周りがこう言ったからって歩む人生は一番つまらないじゃないですか。自分が何をしたいのかが大事ですし、そこを大切に、後で後悔がないように生きています。
もちろん撮影が始まったら辛いことも多いですけど、基本的にはキラキラ輝いて見える世界かと。でもそこに自分が心酔するのはよくないなって思っているので、惑わされずに生きていきたいと思っています。
浮かれない。でも、大事なところは逃したくない。わがままと言われれば、わがままですけど、そういうスタンスで生きているのはずっと変わっていないですね。
映画「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」日本語吹き替え版を見ての感想を教えてください。
収録をしている時は、自分の声が入ることによってどうなるのかを客観的に観られなかったんです。でも実際に完成したものを観た時は、作品に馴染むようにとてもバランスのいいキャストで出来上がった作品だと思いました。
ーー印象に残っているシーンやキャラクターはいますか?
タビサ、いいですよね。とても可愛い女の子で、歌もすごく上手で、癒されるシーンもたくさんありました。冒頭、ボス・ベイビー、ティム、ボス・レディの3人で話しているシーンがずっと続く中で、所々タビサちゃんが出てきて、キャラクターとしてもいいなと思いましたし、タビサちゃんの声を担当された芳根さんの声もすごく素敵だなと思いながら観ていました。
ーー本作でタビサちゃんは、1つの壁を乗り越えるキッカケがあったじゃないですか。ご自身も今までに壁を乗り越えたといったエピソードはありましたか?
常にですよね。今回のこのお仕事もそうですし、今までやってきた作品もそうですけど、一生残るものというか、経歴というか、自分の人生ですよね。自分の人生に残るものなので、一つお仕事を引き受ける度に、乗り越えなければいけない山がひとつできたなとは思います。
Nomdeplume読者へ、ご自身の10代を振り返った上でアドバイスをください。
=多部未華子さんの10代=
何してたかな。ずっと渋谷にいましたね(笑)学校が目黒だったので、帰り道に渋谷・原宿に行って遊んでいました。友達とプリクラを撮ったり、CDショップに入ったりしてましたね!
=10代へのアドバイス=
本当に思うことは、沢山食べておいたほうがいいということです!私はもっと食べておけばよかった!と思っています。20代後半〜30代は食べたら食べただけ浮腫むし、食べた分だけお肉がつくじゃないですか。でも、10代は食べても代謝がいいから「ちょっと気を付けよう、運動しよう」と思ったらすぐ痩せられるので。
ーーご自身の10代の頃はたくさん食べていた方ですか?
食べていましたね。高校の時は毎日、朝と帰りにカフェに寄って帰るという高校生活を送っていました(笑)。食べることが大好きですし、今ももっと食べたいですけど、太るからとか、次の日顔が浮腫むからって考えてしまって食べられなくなるので、本当にみなさん、いっぱい食べておいたほうがいいと思います!
多部未華子 プロフィール
1989年1月25日生まれ、東京都出身
<映画代表作>
『HINOKIO』(04)、『夜のピクニック』(06)、『俺は、君のためにこそ死ににいく』(07)、『西遊記』(07)、『フィッシュストーリー』(09)、『君に届け』(10)、『ライアーゲーム -再生-』(12)、『映画 深夜食堂』(14)、『ピース オブ ケイク』(15)、『あやしい彼女』(16)、『それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険!』(17)、『日日是好日』(18)、『トラさん~僕が猫になったワケ~』(19)、『多十郎殉愛記』(19)、『アイネクライネナハトムジーク』(19)、『空に住む』(20)他
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』作品情報
INTRODUCTION
今年も色々あったけど、最後は「ボスベビ」で笑い飛ばそ!
ドリームワークス・アニメーション史上、日本歴代No.1
『ボス・ベイビー』待望の続編が、パワーアップして日本上陸!!
2018年に公開され、世界一キュートな“おっさん赤ちゃん”で超ド級の大ヒットを記録した『ボス・ベイビー』。第90回アカデミー賞🄬の長編アニメーション映画賞にもノミネートされ、世界中で600億円を超える興行収入を稼ぎだした。
日本においても、ムロツヨシの吹き替え版も話題を呼び、興行収入が34億円を超えるなど、子どもから大人まで幅広い層に愛され一大ブームに。ドリームワークス・アニメーション史上、日本歴代No.1の記録を打ち立てた大ヒット作だ。そんな前作から4年近くを経て、遂にその続編となる待望の『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』が日本上陸!
物語の舞台は、前作から25年後の世界。見た目は赤ちゃん、中身はおっさんだったボス・ベイビーも大人になり、見た目も中身も正真正銘のおっさんに。世界中を飛び回るエリートビジネスマンとして大成功していたが、兄ティムと繰り広げた大冒険の記憶も、ベイビー社の記憶もなくしていた。一方ティムは、タビサとティナという娘を持つ幸せな専業主夫に。成長した兄弟2人はすっかり疎遠になっていた。
そんなある日、ベイビー社にある情報が入る。長女タビサが通う学校の校長アームストロング博士が、世界征服を企んでいるというのだ。世界を救うためには〈ボス・ベイビー〉の協力が不可欠と、彼らの元に〈ボス・レディ〉が派遣されるが、なんとそれはティムの次女ティナだった!
「わたし、ボス・レディ。新たな任務を伝えに来たわ」
ボス・ベイビーとティムはスーパーミルクで赤ちゃん返りし、ふたたびコンビを組むことに。学校への潜入捜査に向かうが――2人は、史上最大のミッションをクリアし、世界と家族を救うことができるのか!?
今年のクリスマスシーズンを爆上げさせる、超ド級のアニメーション超大作!日本語吹き替え版では、前作同様、ムロツヨシがボス・ベイビーを熱演。なんとも愛らしい(?)赤ちゃん姿は必見だ!さらに本作から新たに登場するボス・レディには多部未華子が参戦。ボス・ベイビーのボス像とはまた一味違う、仕事とプライベートの両立を大切にするイマドキのボスを魅力的に演じる。また前作では子供の頃のティムを演じた芳根京子が、今回はティムの長女タビサに。前作終盤で大人になったティムを演じた宮野真守が、今作でも大人のティムと子供返りしたティムを演じる。さらに、ボス・ベイビー&ティムの母親ジャニス役、父親テッド・シニア役をそれぞれ演じた乙葉と石田明(NON STYLE)も続投!
豪華吹替えキャストが結集し、前作よりさらにパワーアップした“ボスベビ”が、この冬、日本中をバズらせる!!
■タイトル:『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』
■公開日:12月17日(金)全国ロードショー!
■配給:東宝東和、ギャガ
© 2021 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
■声の出演(吹替):ムロツヨシ、多部未華子、芳根京子、宮野真守、乙葉、石田明(NON STYLE)
■製作:ジェフ・ハーマン
■監督:トム・マクグラス(『ボス・ベイビー』)
■配給:東宝東和、ギャガ
■公式twitter: @BossBabyJP
■公式instagram; @bossbaby_jp
■公式Facebook; http://facebook.com/BossBabyJP
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