大人気「HiGH&LOW」シリーズ、
THE WORSTの続編となる
『HiGH&LOW THE WORST X（クロス）』が
2022年9月9日（金）に全国の劇場で公開🎞❕
豪華キャストや本格的なアクションシーン
で毎回話題の本シリーズ❤️🔥
今回はシリーズを通して
大人気のキャラクター・轟洋介を演じる
前田公輝さんに
作品のみどころや印象深かったシーン、
シリーズを通しての轟の成長についてなど
じっくりと聞いてみました🎤✨
– 前作『HiGH&LOW THE WORST』以前から長く登場している、前田さん演じる・轟洋介。シリーズにずっと出演されている立場から、今回の作品にどんな気持ちで挑んだのか聞かせてください！
台本をもらった瞬間に、
轟の前作からの成長がすごく見られて、
僕は本当に親心のようにうれしかったですね。
「いやぁ、よかったな」というか。
6年前に初めて村山 ※1 と対峙してから、
紆余曲折がありましたもんね。
“仲間”というものに対してずっと頭でっかちに
なって苦しんでいた轟が、無意識ながらにも、
楓士雄（ふじお）を筆頭にした
鬼邪高（おやこう）の空気感を目の当たりにして、
「自分自身も変わるきっかけが
欲しかったんじゃないかな」
っていうのはすごく感じていました。
今作の台本では、
本当に熱い“人間味あふれる轟”が
端々に感じられて、キャラクターも
どんどん成長していますね。
鬼邪高の空気に轟が
もう馴染めてきてるっていうのは
やっぱり驚きでしたし、ほっとしましたね。
※1
作品の舞台となる鬼邪高等学校の定時制に通う、
村山良樹は定時の頭。
当時鬼邪高制覇を狙っていた轟と村山の間には確執がある。
– 轟は過去にいじめを受けていたりなど、いろいろなバックグラウンドがあり鬼邪高に転入してきましたよね。転入当初はキャラクターの見え方も異なっていたと思います。
若気の至りというか…
自分を過信していたり、奢りもあったんですかね。
轟ってもともと
「SWORD ※2のテッペンを取る」
って言ってたんですよ。
それが村山1人に対してすごい固執し始めて。
それからだいぶ方向転換したというか。
「負けるはずがない」って思っていた
相手に対して、敗北したのが
故の心境の変化だと思います。
※2
鬼邪高（＝O）を含めた５つのチームの頭文字をとったもの。
かつて一帯を支配していた伝説のチームが
突如解散したことをきっかけに
それぞれが分断されることになった。
– 轟の心境の移り変わりを前田さんは俳優としてどういう風に表現されたのですか？
前作が一番苦しかったですね。
『HiGH＆LOW THE WORST』の
メインキャラ楓士雄には幼馴染もいて、
辻と芝マン ※3も楓士雄と同じ団地出身の幼馴染。
轟は自分だけがだれとも繋がっていない状態で、
最終的には共闘をしないといけない。
一方で村山に対する思いもある。
『THE WORST』のドラマ版「EPISODE.O」では
泰・清 ※4に「頭を譲るわ」とも言っていて、
もう鬼邪高の頭（あたま）でいることに
すらこだわらなくなっている。
だから自分自身で答えを探してて
もがいてるところに、楓士雄が答えを
上手いことちょっと教えてくれたというか。
楓士雄には動物的な直感とか、
村山に近いものがあると思うんです。
その点、轟はものごとをもっと俯瞰していて、
一歩、二歩先を考えられるタイプ。
楓士雄の奇跡的な“仲間を想う気持ち”や、
自分以外のことを守るために
全力投球する姿勢など、
今の鬼邪高の形はとても良いですよね。
「よくここに轟が入れたな」
という印象もあります。
※3
辻と芝マンは轟が現れるまで
鬼邪高の全日制を仕切っていた。
以降、轟をサポートする存在となる。
※4
鬼邪高の泰志と清史が率いる、
通称「泰・清」一派。ふたりのことを泰・清と呼ぶ。
『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』
©2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 ©髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX
9 月 9 日(金)全国ロードショー
– シリーズが進むにつれ、轟にも楓士雄をサポートするような面が見られるように。当初「SWORDのてっぺんを取る」と宣言していたような轟の気持ちって、今後はどういう風に消化されていくと思いますか？
轟は村山に敗北した時点で
「まずこいつを超えないと、その先がない」
っていうことを多分感じたんだと思います。
轟なら相手の分析もしてたら
きっと勝てるはずなのに、
村山には力以外の強さがあった。
やっぱり人間的な大きさで
負けてしまったんですかね。
轟は今はSWORDとかは見ていない気がします。
それがTHE WORSTの“仲間”や“絆”といった映画の
テーマに繋がってるんじゃないかなって思います。
– 轟は現在高校3年生。鬼邪高を卒業したらどんな道を歩むと思いますか？
僕も卒業後のことを考えたんですよ！
多分轟ならとりあえず全日の仲間にたらふく飯を
食べさせるためになにかをするとかですかね。
もしそのころに村山に対して少しは感謝もできる
ぐらいに成長できているなら、
たとえば弁護士になるとか？
村山はおそらくそんなに稼げる
タイプじゃないと思うので、
そういう人を陰ながらサポートしていくような
未来も見えたりします。
轟って裕福なのにも関わらず、
最凶といわれる鬼邪高にあえて入学したので、
生き抜くためのスキルは長けてると思うんです。
…九龍（くりゅう）※5 だけには
入らないで欲しいっす！
※5
裏社会を支配する巨大な極道連合組織「九龍」グループ。
– 九龍には入らないで欲しいですね！（笑）
轟のビジュアル的には、
めちゃめちゃ入りやすそう。
「メガネをクイッ」みたいな感じも
やっていそうなんですけど（笑）。
でも、そういう懸念も今作で
払拭できたのかなって気がしています。
前作までだとそのエッセンスが
ちょっとあったと思いますが。
– 前田さんが今作で見どころだと思うシーンはどこですか？
鬼邪高の空気感です。
前作に比べ、鬼邪高の日常みたいなのが
すごく出ているところだと思います。
あとはちょっと気持ちがふっと
軽くなるような爽快感もあって。
『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』
©2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 ©髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX
9 月 9 日(金)全国ロードショー
– 前作では鳳仙との河原での格闘シーンがありましたよね。轟は「本当よく喋るな、お前」というセリフのあとに、シャツのカフスを直していたのですがあれはアドリブですか？
あれは…「制服を正して欲しい」
って言われてたんですよ。
なにをしても良かったんですけど。
あえてなんてことなさそうなカットで
キャラクターの存在感みたいなものを示すことが
できたらいいなと思いやってみました。
– そういったアドリブはほかにもありましたか？
僕は基本的に轟を脚本に忠実に演じられたら
いいなって思っているんです。
周りはアドリブを出せるようなキャラクター
ですし、そこに僕が何かを足ししちゃうと、
鬼邪高としてのバランスみたいなのが
変わってくるんじゃないかなと思って。
轟のキャラクターとしても
かけ離れちゃいそうですしね。
過去に村山と対峙したときだけ轟のシャツの裾が
出ていて、村山に対しての“負けフラグ”というか。
衣装部と相談して、それ以外では
鳳仙戦でも出さないようにしていました。
そこで轟の絶対的な強さというか、
今回も謳ってくださっている通り
“実力ナンバーワン”
っていうところを出せるように。
今作でもそういった細かな部分を
監督と細かく確認し合いながら進めました。
– 完全無欠、実力ナンバーワンといった轟ですが、どんな人を好きになると思いますか？
轟って今、女性にまったく
興味がないと思うんですよね。
周りが女性に沸いている中
「お前ら、もっと考えることあるだろう」とか。
楓士雄も同じ気持ちだと思います。
やっぱりそこがトップとして、
ふたりが共通認識できるところというか。
そういう部分がリンクしてるからこそ、
ふたりの関係はすごく上手く
成り立ってるんじゃないかなって思います。
– 確かにふたりとも、恋愛っ気が全然ないイメージです。でもその先を見ている真面目さにより魅力を感じますね。
轟は女性を前にしたら、
多分あんまりしゃべれないと思います（笑）。
前作までの轟の、
男たちに対する感覚みたいなものが
女性に対してはまだありそう。
ぶっきらぼうになにかいろいろやるのかも
しれないですけど、多くは語らなさそうですね。
– HiGH&LOW THE WORST Xは高校が舞台。青春を送るZ世代に向けて前田さん自身の体験談や、HiGH&LOWの作品を通して伝えたいメッセージってありますか？
少しでも興味があることに対して、
後先考えずに一歩踏み出してみてほしいです。
僕自身、学生時代は
青春を送れたと思っているんですけど、
それでも「もっとできた」とか
「あのときにあんなことができたら」
と思うことがあります。
そのときには気づけないことって
すごくたくさんあるんですよ。
たとえば制服だって、大人になったら着られない。
でも今はそれが“日常”だから、
そういうことにも気づかずに着ている。
やっぱりそういうことに目を向けて
毎日を過ごせると、後々強いですよね。
後悔も少なくなるはず。
10代って不安なこともあると思うんですけど、
一歩踏み出してみたら、柔軟性も高いはずだし
多感な時期だからこそ何とかなるんですよ。
僕はそう思います。今なら家族や友達とも
身近な環境にいる人が多いかもしれませんが、
仕事をするようになると
なかなか会えなかったりする。
それこそHiGH&LOWじゃないですけど、
“仲間”みたいなもの。
HiGH&LOWがそういう存在を
大事にしてもらうきっかけになれたら良いですね。
人気俳優さんが多数出演、
アクションシーンの盛りだくさんの
HiGH&LOWシリーズは一度観たら
沼にハマること間違いなし✨
友達を誘って劇場で作品をチェックしよう👀
HiGH&LOW THE WORST X
『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』
©2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 ©髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX
9 月 9 日(金)全国ロードショー
＜STORY＞
SWORDの「O」鬼邪(おや)高校。
定時と全日に分かれるSWORD地区最凶の不良高校である。
その全日制で頭を張る花岡楓士雄(はなおかふじお／川村壱馬）は、
数々の伝説を持つ最強の男・ラオウをたずねて、
戸亜留(とある)市にある鈴蘭(すずらん)男子高校を訪れていた。
その頃、鬼邪高の首を狙うSWORD内の不良達は、
虎視眈々とその機会を伺っていた…。
中でも、エンジ色の学ラン、通称“血の門”と呼ばれる瀬ノ門(せのもん)
工業高校の頭・天下井公平(あまがいこうへい／三山凌輝）は、
須嵜亮(すざきりょう／中本悠太）という最強の男の力を手に入れ、
さらには、同じく鬼邪高の首を狙う鎌坂(かまさか)高校と
江罵羅(えばら)商業高校を傘下に加え、
「三校連合」を築き、その勢力を拡大していく。
鬼邪高の高城司(たかじょうつかさ／吉野北人）と
轟洋介(とどろきようすけ／前田公輝）は、
そんな三校連合の怪しい動きをいち早く察知するも…
その時は突然、訪れる。遂に、三校連合による
鬼邪高狩りが始まったのだ。
不意をつかれ、急襲されてしまう形となった鬼邪高の男達。
圧倒的不利な状況下で、これまで己の拳一つで
答えを導いて来た楓士雄は、次々に潰されていく
仲間達を守り抜く事は出来るのか！？
そして、三校連合最強の刺客、須嵜との頂上決戦に挑む楓士雄！
楓士雄の拳はいったい何を語るのか？
本物のテッペンを決める戦いが今、始まる。
＜クレジット＞
■企画プロデュース
EXILE HIRO
■総監督：二宮“NINO”大輔
■監督：平沼紀久
■アクション監督：鈴村正樹
■原案・キャラクター設定：髙橋ヒロシ
■脚本：増本庄一郎 渡辺啓 平沼紀久 ■音楽：中野雄太
■出演
【鬼邪高校】
川村壱馬、吉野北人、佐藤流司、神尾楓珠、福山康平、
龍、鈴木昂秀、うえきやサトシ、中島健／森崎ウィン／前田公輝
【瀬ノ門工業高校】
中本悠太（NCT）、三山凌輝（RYOKI）、永沼伊久也、比嘉涼樹
【鎌坂高校】
藤原樹、岡宏明
【江罵羅商業高校】
長谷川慎、陣、今村謙斗
【鳳仙学園】
志尊淳（特別出演）、塩野瑛久、葵揚、小柳心、
荒井敦史、堀夏喜、坂口涼太郎
【鈴蘭男子高校】
三上ヘンリー大智 板垣瑞生 時任勇気
八木勇征 木村慧人 高橋祐理
■企画制作：HI-AX
■製作著作：『HiGH&LOW』製作委員会
■配給：松竹
■クレジット
(C)2022「HiGH&LOW THE WORST X」製作委員会 (C)高橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX
■公式サイト：https://www.high-low.jp/movies/theworst-x/
■公式Twitter：https://twitter.com/HiGH_LOW_PR
■公式Instagram：https://www.instagram.com/high_low_official/
9月9日（金） 全国ロードショー
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